”投資をするか否か”の議論はもう遅い、投資における課題と解決策とは
株式会社Another works代表 / 日経COMEMO KOLの大林です。複業したい個人と企業・自治体を繋ぐ総合型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営しています。
高まる投資熱
2023年6月、岸田総理は「資産所得倍増元年」を宣言し、「貯蓄から投資へ」のスローガンを掲げました。これは、国民の資産形成を促進し、経済活性化を図るための政策です。この動きを受け、証券口座開設数は増加傾向にあり、投資に対する意識が着実に高まっているといえるでしょう。
日経の記事では口座開設者の年齢にも着目しています。楽天証券では新NISA口座の半数以上を30歳代以下の若者が占めているといいます。
また、給料や年金といった定期収入の何%を資産運用に回しているのかとの問いに対してZ世代である20代の回答は「10%以上」が62%、「20%以上」が36%に達したといい、若者世代の投資への関心の高さがうかがえます。
投資はもはや必須に、問題は投資資金の確保
投資は(特に)Z世代から一般的になりつつありますが、課題は投資資金の確保です。貯蓄を切り崩したり、生活費を削ったりする方法もありますが、いずれも限界があり、無理な節約や切り崩しは精神的/身体的に追い込まれてしまう、本末転倒な状態を引き起こす可能性が非常に高いです。投資には必ずリスクが伴うため、身を削るような方法は避けるべきでしょう。
そこで鍵となるのが複業/副業です。本業の収入は生活資金や貯金に充て、複業/副業で得た収入を投資に回すことで、日々の生活に支障をきたさずに無理なく資金を増やすことができます。実際、弊社独自の調査データでは、複業実践者のうち25%が収入を投資資金に、約半数が自己投資に充てているといいます。論点は既に、「投資をするか否か」から「いかに投資資金を確保するか」に移り変わっているのです。
ここまで近年注目が高まる投資をテーマにお話してきました。今後もキャリアや働き方、最新のトレンドについて発信していきます。是非引き続きチェックお願いします!
大林 尚朝 / NAOTOMO OBAYASHI
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