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「世界は誰かの仕事でできている」のダッシュボードが公開される時代になるかも?

世界は誰かの仕事でできている

このコピーが生まれたのは、2014年のことみたいです。

2021年の現在でも利用されているので、多くの日本人に響くコピーとなっているようです。

日本という資本主義社会で生きていく中で、自身が、生産者であれ、消費者であれ、経済活動を行う時点で、循環を生み出すトリガーです。

ただ、日々コンビニや自販機で缶コーヒーを買っただけで、「あー、私、世界作ってる〜(動かしてる〜)」とは感じないでしょうけど、行動を分解していくと(源流を辿っていくと)、コンビニ経営者や自販機設置業者のこと、もっと遡ると、運送業者、飲料メーカー、そして、コーヒー(豆)生産者のことまで思い巡らすことができるかと思います。(だいぶ端折りましたが)
近年では「フェアトレード」なんて言葉も、目に・耳に、しますよね。

「缶コーヒーを買う」という消費行動1つとっても、社会を動かす歯車の一端を感じる(イメージする)ことができる時代。

社会人であれば、なんらかの「生産」「付加価値」に関わる循環の仕事(提供者)についていると認識することができると思います。
自身で個人的に感じている、手元・目先の「仕事のやりがい」という要素も、実は、「社会貢献のサイクルを回す歯車の一端」に。

この歯車を回す活動自体が、昨今は情報のトランスペアレンシー(透明性)の影響もあり、生産者も、消費者も、意思決定の選択が、より、潜在意識の中で、「社会貢献」を意識したものとなっていることを感じます。

個人的な見解ですが、今後、より、万事にトレーサービリティの概念が行き渡り、1つ1つのアクションが、社会貢献(逆に、非貢献も)へ紐づくような社会が形成されそうな予感です。
現在は、FinTechなどに活用されてるブロックチェーンの技術がその一端を担うと思っています。「デジタル給与」なんてものが、その事例の1つもなりえるかもしれません。

「お金」は、anonymous(匿名)なものではなく、どこまでも、透明で、追えるもの・追われるものになる時代に。
「消費は、応援・投票だ」なんてワードも耳にすることがありますが、誰のどんな投票が、経済を、世界を作る構成要素になっている、みたいな、ダッシュボードが公開されるのも時間の問題かもしれませんね。

自身が生み出した仕事(消費)の成果(結果)が、社会貢献へと直結し、直接「感じる」(見れる)時代は、すぐそこに..?!

今回は、「過去の経験」というより、SFみたいな話ですが、近未来に訪れそうな「経験」を書いてみました。

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島袋孝一*しまこ*
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