政府のデフレ脱却宣言遠のく
まあ、マイナス成長は2ヶ月以上前から大体わかってましたから、驚きなしです。
注目は10-12月期ですが、先行指標となる鉱工業生産の10月経産省試算値と11月予測指数に基づけば、10-11月は7-9月対比で▲0.2%となりますので、12月の生産次第では10-12月期もマイナス成長の可能性があると思います。
なお、デフレ脱却判断における重要な指標となるGDPデフレーターが2期連続で前年比マイナスとなってます。
また、庶民の景気実感と近い景気ウォッチャー調査の現状判断DIも年明けから10ヶ月連続でこう不調の分岐点である50を下回ってますから、こんな状況では政府の早期デフレ脱却宣言は難しいでしょう。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL14HDI_U8A111C1000000/