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アルテミス計画そして日本の民間宇宙企業月面へ

アルテミス1号


8月29日に予定されていたSLSによるオリオン宇宙船の打ち上げ計画だが、
結局いろいろ延期が重なり2022年11月16日に打ち上げられたことは記憶に新しい。オリオン宇宙船は12月11日に日本に帰還予定だそうだ。

2021年に計画された概要図
https://www.nasa.gov/image-feature/artemis-i-map

2022年11月16日に打ち上げられたアルテミス1号は、SLSとオリオン宇宙船の無人飛行になる。このミッションでは、オリオン宇宙船を月周回軌道に投入し、月におよそ6日間滞在した後、地球に帰還する行程が組まれている。オリオンの帰還カプセルは、サービスモジュールから分離して、大気圏に再突入し、搭載されたパラシュートを使って地球に帰還する予定。

Wikipedia

「OMOTENASHI(おもてなし)」と「EQUULEUS(エクレウス)」


アルテミス1号のSLS初号機には日本の「OMOTENASHI(おもてなし)」「EQUULEUS(エクレウス)」も搭載されており、「OMOTENASHI」は残念ながら月着陸ならずであったが、「EQUULEUS」は、超小型衛星とは思えないほど素晴らしい月の画像を地球に送ってきた。
「OMOTENASHI」は来春以降に別の実験を目指すそうだ。きっといろいろ貴重なデータが取れることであろう。

EQUULEUS Project Teamがとった月の裏側の昼夜の境界


アポロ計画終了から50年


人類が月をめざしたのがアポロ計画で、1961年から1972年にかけて実施された。最後人類が月に降り立ったのは1972年。そこからなんと50年以上がたっている。その間、人類が月面に着陸することはなかったので、冗談めかして、月面着陸が嘘だったのではないかといわれたこともあった。
この月面着陸が嘘だという話に対してNASAが丁寧に解説をしているページもある。

アルテミスはもともと、ギリシア神話に登場するアポローンの双子の姉で、月の女神とされている。まさにアポロ以降の月探査プロジェクトの名前としてこれ以上ないくらいピッタリな名前である。

アルテミス(古希: ΑΡΤΕΜΙΣ, Ἄρτεμις, Artemis)は、ギリシア神話に登場する狩猟・貞潔の女神である。 双子の弟アポローンがヘーリオスと同一視され太陽神とされたように、後にセレーネーと同一視され月の女神とされた。 また、闇の女神ヘカテーと同一視され、三通りに姿を変えるものだとも考えられた。

wikipediaより

アポロ計画から50年、人類は再び月を目指し、民間企業も月へ行く時代になった。とても感慨深い。

日本のスタートアップ ispace

月を目指す日本のスタートアップ(もはや世界企業)といえばispaceであるが、彼らの動きも目が離せない。
いよいよ打ち上げが明日12月1日に迫っている。
日本の宇宙スタートアップの流れを大きく作った企業であるispaceの打ち上げ、とても楽しみである。
創業のほぼほぼ初期からALE社とも交流があり、彼らの活躍に何度勇気づけられたことか。

うまくいきますように!!!日本から祈っております。


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