年収400万円以上の未婚男性は3割もいないという現実
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年収400万円以上の未婚男性は3割もいないという現実

女性の婚活の現場では、相手男性への希望条件としての「年収」は、相変わらず大きなウエイトを占めています。

株式会社ぐるなびが運営する結婚式情報検索サイト「ぐるなびウエディング」が2018年6月に発表した最新婚活事情調査によれば、女性が男性に求める理想の年収を100万単位で見ると「400~500万円未満」が19.4%で最も多く、400万円以上を希望する女性をすべて合算すると68.9%となり、ほぼ7割になります。

つまり、ほとんどの女性が相手の年収400万円以上を希望しています。


噂では、結婚相談所によっては、一定額以上の年収がない男性は、そもそも入会すらできないこともあるようです。結婚したい男にとっては厳しい話です。

結婚は経済生活ですから、パートナーの収入を気にすることは当然です。が、未婚男性の収入分布が現実的にどうなっているでしょううか? 400万円以上の年収のある未婚男性が何割いるかを調べました。最新の2017年就業構造基本調査に基づいて、年収400万を境にした全国年齢別未婚男性(無業者除く)の構成比は、以下のとおりです。

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20~50代全体でも400万円以上の年収のある未婚男性は、たった28%しかいません。3割にも満たない。これが現実です。

結婚適齢期の20~30代に限ってしまうと、さらに減り、15%です。婚活女性は、この狭き門に7割が殺到しているわけですから、当然残りの55%はあぶれます。つまり過半数以上の婚活女性は、希望通りにはいかないことが、はじめから決定しているのです。

だって、そもそもそんな男性、そんなにいないんですから。

もちろん、これはあくまで全国平均ですので、地方差はあります。東京では400万以上の比率は約4割に上昇しますし、逆に、沖縄では1割にも満たない状況です。だとしても、仮に東京だとしても、400万以上を希望する女性7割に対して、4割しか男性がいないのですから、どう考えても残り3割の女性はマッチングされません。

大きなお世話かもしれませんが、結婚したい女性は、男の年収で最初から足切りしてしまうと、結果、ご自分の首を絞めることになるかもしれないのです。

ちなみに、既婚者はどうかというと、全国レベルでは、既婚者の男の年収は、300万円台がメイン層です。30~50代すべてにおいてそうです。つまり、400万円以上なくても、ほとんどの男が結婚しているし、共働きも含め、そうやってやりくりしているのが、今の日本の夫婦の大多数です。

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荒川和久/「結婚滅亡」著者

長年の会社勤めを辞めて、文筆家として独立しました。これからは、皆さまの支援が直接生活費になります。なにとぞサポートいただけると大変助かります。よろしくお願いします。

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11/13に新刊「結婚滅亡」が発売です!他著書「ソロエコノミーの襲来」 「超ソロ社会」「結婚しない男たち」等。東洋経済等でコラム執筆したり、テレビ・新聞によく出ます。独身研究家として活動させていただいてます。メディア出演・執筆・対談・講演のご依頼はFacebookメッセージから。