経済学とテクノロジーの融合
行動経済学でノーベル賞を受賞されたリチャードセイラー教授とシカゴ大の研究室で対談した。
セイラー教授によれば、経済学における現在のホットトピックは、
1. ビッグデータ活用と機械学習、2. 大規模なフィールド実験、3. 効用関数の個別化、4. 経済学とテクロノジーの融合。
こういう動きが速いところが、アメリカの活力だ。また人材が流動的なため、そこに勝機がありとみれば、他分野の知識や経験を持った人が、一攫千金をもとめて参入してくる。日本も学びたいところだ。
以前の日本には大事だと思ったら、なにがなんでもガムシャラに突撃して獲得するエネルギーがあった。ここが今失われたように思う。今一度取り返したい能力の一つだ。