経済成長にも打撃かも
今回のドイツ敗退によって、3大会連続で前回優勝国がグループリーグ敗退ということになり、完全に前大会優勝チームは予選リーグ敗退というジンクスが確立しましたね。
一方、W杯で優勝した国は、その年の経済成長率が前年より上昇するという経験則があります。
例えば前回優勝のドイツは、前年の+0.6%から+1.9%に成長が加速しました。
また、前々回のスペインは前年の▲3.6%から+0.0%に、その前のイタリアは前年の+1.0%から+2.0%いずれも成長が加速しています。
これだけ成長率が加速するとなると、単なるジンクスではなく、やはり国民のマインドが高揚して、明確に民間部門の支出性向が高まることが影響していると推察されます。
となると、グループリーグ突破が当然と思われていたドイツがまさかの予選敗退となると、マクロ経済にも影響を及ぼしかねないといえる事態といえるでしょう。
なお、仮に日本が優勝してもそれなりに効果はあると思いますが、如何せんデフレ心理が蔓延していますから、他国ほどの効果は期待できないと思います。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32406080Z20C18A6000000/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?