外国から見た特異な日本3 ATM時間外
ファイナンシャルプランナーの花輪陽子です。
外国で住んでいると変だと感じることの一つに銀行のATMが24時間稼働していないということが挙げられます。また、時間帯や曜日によって小刻みに利用手数料が変わることも外国では一般的ではありません。
シンガポールではATMの数は少なく、コンビニなどどこかしこもATMがあるという訳ではありません。しかし、一般に24時間稼働し、ATM手数料も原則として取られません。その代わりに一定の残高以下になると、口座維持手数料がかかります(と言っても8万円など要件は高くない銀行も)。
また、日本のインターネットバンキングはシステムメンテナンスなどで利用できない期間が多いと感じます。シンガポールのインターネットバンキングは稼働し続けています。
また、送金に関しても時間外などもなく瞬時にデータ上に記録され、翌営業日の9時以降でないと反映されないといったタイムラグがありません。海外送金手数料に関しても制限もなく、送金も無料でできる金融機関もあります。
人、物、金の流れを滞りなく行わせるインフラが整っているのがシンガポールの良さです。日本は金融部門は特にまだまだ非効率で改善の余地が十分にあると感じさせられます。
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