10年前はパリバショック。今回は米朝緊迫?
記事中コメントさせて頂いております。既に繰り返し述べさせて頂いているように、円ショートがここまで積み上がってきた以上、米朝緊迫が材料になる限り、この巻き戻し(円買い)が必然です。
ここまでは相場の「あや」で済む話ですが、問題は米株です。元々、FRBを含め多くのステークホルダーが「割高」と評価してきたことは周知の通りです。実態として、あとは「きっかけ」待ちだったというのが従前の状況でしょう。外交・安全保障の専門家でなくとも、北朝鮮情勢が悪化していることが間違いないことくらいは分かります。市場参加者の大勢も同様でしょう。米株が立ち上がれない中で、円ショート・日本株ロングの戦略も勢いを得にくいことは想像に難くありません。10年はパリバショック。今回は米朝緊張。そんな視座を持ちながら相場を見ていきたいところです。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGD12H0D_T10C17A8NN1000/
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