0歳の子供を連れての香港出張を通じて考えたこと、子供も自分も成長するためのガッツ〜香港出張の振り返り〜
こんにちは、今回は0歳の娘と子連れ香港出張をして考えたことについてお話ししたいと思います。
それは子供を育てながら自分の成長もかなえようとするのにはガッツがいるということです。
私は2人の子供を育てながらVCで働く30代後半のワーキングママです。
以前から、海外での仕事経験を積みたいという夢がありましたが、20代で外資系企業に就職することはあったものの、その夢を実現できないまま時が経ちました。
そして今でも、私の英語力を高めて、海外での仕事をすることを夢として胸に抱いています。
「いつか、きっと」
そう思っていても、100万回ほど思ってはいるものの、考えているだけではチャンスは向こうからやってきません。
2人の子供を育てながらでも、時間を絞り出して行動しなくてはいけないと感じていました。
特に、2023年はコミュニケーションに置いて重要な「自信」のテコ入れができたらいいなと思っていました。英語のみを使うミーティングやイベントで気後れしてしまう自分をどうにかしたいと強く思っていたからです。
同時に英語学習において、以前と今の時代では、使えるテクノロジーが大きく異なる。それを理解して、試して、そして使い倒す必要があると感じていました。
学ぶ内容も、一般的に売られている英語学習テキストを買い、いつ使うかも分からない用語を学ぶのではなく、自分の身の回りの出来事について話せるようになることを目指しました。
その中で、自分の状況に合った英語学習の方法を模索し、効果的な学習環境を整えました。
具体的には、身の回りの出来事を毎朝ひとフレーズで英語で言語化すること。それを適切な単語やフレーズになるように毎日30分、ネイティブスピーカーとオンライン英会話し、自身の考えや行動を話せるようにすることに徹しました。
具体的にはCamblyやDeepL、英単語の発音アプリなど様々なテクノロジーツールを利用しました。
ここまで書くと、子供が小さい中でよくやるねぇと思われるかと思います。
私も乳飲子の世話をしながらよくやったな自分の頑張りを褒めてあげたいと思いました。
しかし行動は積み上げていたものの、肝心な英語力、海外で発言する力はついているのか。自身の成長を実感する機会を持ちたいと思っていました。
そして私は今年の集大成として子連れ香港出張を敢行しました。なぜ香港かというとまちづくりの仲間が視察の地として訪問することが決まっていたからです。
冒頭でお話ししたように私は海外で仕事をしたいという夢があります。そのために自宅でコツコツやってきたことが本当に意味があったのか。それを私自身の努力に報いるためにも、試す必要がありました。
「子育てしながら、なけなしの時間を英語学習に使うなんて大変ね」
「そんなに頑張っているあなたに、海外出張の機会をあげましょう」
「子供を日本で見ているから、ゆっくり力試しをしてきてね」
これらは私が言われたらいいなと思う言葉でした。
友人、家族など私の頑張りを知る人からかけてもらいたい。そう思っていましたが、そんな日は決して向こうからやってくることはありませんでした(誰も私の胸の内を知らないので当たり前なのですが....)
だからこそ、私自身が自分自身にその言葉をかけ続けて、海外に行く機会を自分に作ってあげる必要がある。その声がかけられるのも、その行動をさせてあげられるのも自分自身しかいない。
私が子供の意思や夢を応援する存在であると同時に私が私自身の夢を後押しし続ける存在である必要がある、そう気づいたことが今回の子連れ香港出張につながりました。
0歳児を連れて海外で仕事をすることは事前準備も含め、すごい仕事量でした。なんで行こうと思ったんだろうと後悔する瞬間もありました。
しかし、子連れ香港出張では、4日間の滞在中、これまでトレーニングしてきた自身に身の回りについての会話をとてもスムーズに、自信を持って行うことが出来きました。
子供がいながらでも、夢に向かって行動できている。そんな手応えを香港出張で実感できたことは非常に嬉しいことでした。
ライフステージが変わる中で、今の私は、自分よりも子供や家族のケアや応援をすることに多くに時間を使っています。
しかしその中でも、なりたい自分の姿を忘れず、子供だけでなく自分も応援できるような存在であろうと思い行動できたことは、大きな自信になりました。
まだまだ子供は0歳。自分にかけられる時間と意識は限られている時期が続きます。
そんな中でも自身の成長を諦めないガッツを持ち続けたい。そんなことを今年一年そして今回の香港出張を通じて強く感じました。