興味深い連載です。ハロウィン緩和時、「反対委員に人格攻撃と受け止められかねない発言をして・・・」という部分を否応なしに注目してしまいます。アベノミクスという言葉が世に出てから感じることではありますが、金融政策や税制に対するタカ派(緩和慎重or増税推進)の主張に対する直情的な発言はあまりにも多いように思え、時に正視に耐えかねるということもあるように感じます。ましてボードにおいてそのような空気がまかり通っていたのだとすれば、記事の指摘するように、問題だと思います。
欧米では(という言い方はあまり好きではないですが)、比較的健全に賛否両論陣がメディアによって整理され、プロコン分析もしっかり共有されているケースが多いのに比べ、日本の場合は一旦方向感が出るとそのまま突っ走る機運が形成されやすいような印象を受けます。ゆえに、取り上げるメディアの器量の問題という見方もあり得るのかもしれませんが、時と場合によって正しい政策は変わり得るという目を持ちながら分析をしていくことが重要と思います。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22078590Q7A011C1EE9000/
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