日本ではあまり報じられることは無いものの、「明らかに歪んでいる」という金融セクターのある部分として私は「ドイツ住宅価格」に着目しております。文中の図に示すように、ドイツ住宅価格の騰勢は明らかにファンダメンタルズを超えており、これはブンデスバンクも自認するところです。

周知の通り、「永遠の割安通貨」を背景にドイツの経常黒字は爆増しており、これはとどまる糸口がつかめません。「黒字が通貨高で調整する」という伝統的なルートに期待が持てないとすれば、その不均衡はどこに蓄積していくのでしょうか。今のところ、それは住宅価格として現れているのではないかと私は睨んでいます。

ドイツ住宅価格の上昇ペースは既に米国のそれに匹敵するものがありますが、金融政策を引き締められる米国に対してドイツはそれが出来ません。バブルと分かっていても放置せざるを得ないわけです。これが一体どういった結末を迎えるのか。個人的にはまだリサーチの途上ながら、今回初めて世に提起してみようと思いました。宜しければご笑覧下さいませ。

https://toyokeizai.net/articles/-/232511

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