「AIが変える仕事・暮らし」質問・コメント募集します
日本経済新聞は4日から5日にかけて、「シンギュラリティへの挑戦」をテーマに、「世界デジタルサミット2018」を開催しています。日経が運営する投稿プラットフォームCOMEMOは5日、これに関連し、「COMEMOセミナー~AIが変える仕事・暮らし」と題したセミナーを開催します。
当日はデジタルサミットでのストレージ大手である米ドロップボックスCEOのドリュー・ハウストン氏の講演を中継し識者がワンポイント解説するほか、AIの最新事例と将来展望についてビジネスの側面からエキスパートの方にご紹介いただきます。
© yamadayutaka
◆デジタルサミット ドリュー・ハウストン・DropboxCEO講演
・IPOは成功だった。投資家や、一般の方々方から好感をもって受け入れられた。
・Dropboxのアイデアは、自分の経験から生まれた。スマホをなんとかしなくてはと思った。
コンピューターとスマホを同期させることが課題だった。
・Dropboxを使ったことがある5億人の個人ユーザーから、企業などに入り込むことができた。
・データを自分のインフラで管理することは難しい。データを安全に管理するニーズが大きい。
セキュリティーに対する人々の考え方が変わった。以前はデータを預けることに不安を覚えていた。
・Dropboxは使いやすい。このため他社もこの分野に入ってきたが、いまでもリーダーである。
・「Dropboxペーパー」は、基本的なエクスペリエンスを変える可能性がある。
従来製品はたくさんのボタンがあっても、コラボレーションのボタンがないと思った。
Dropboxペーパーは、どんなクラウドコンテンツでも、共有することができる。
新しいツールが出るが、統合化されていないのが問題。ペーパーは1つにまとめられる。
多くの週末自宅ワーカーがいる。ペーパーを使って、家でも仕事ができるようにする
・紙ではなくDropboxを使うことで、金も時間もエネルギーも節約することができる
家でも、出張中でも、移動中でも、仕事場と同じ生産性を得ることができる
・日本にはクリエイティブな国だ。ベンチャーキャピタルや学校などスタートアップの素地がある。
登壇者への質問とコメントを募集します。一番下のコメント欄にお願いします。
《スケジュール》
9:30 開場、9:50 開始
第1部
10:00~10:30(メーン)米 ドロップボックス CEO講演の中継
10:30~11:00(セミナー会場)
講演解説「AIは働き方をどう効率化するか」 オレンジテクラボの宮崎淳CEO
第2部
11:05~11:45
「日本発の人工知能『SOINN』とは」 SOINN 長谷川 修 代表取締役CEO
11:50~12:30
「AIの限界と将来展望」 ALBERT 安達 章浩執行役員 先進技術統括 営業推進部 部長
終了
《講師略歴》
宮崎 淳氏(オレンジテックラボ社CEO、産総研客員研究員)
應義塾大学大学院 後期博士課程終了 工学博士(Ph.D.)
専門分野: 並列人工知能マシン
1988年富士ゼロックス入社。R&D部門のグループマネージャを長年勤める。人工知能、特に深層学習を中心とした人工知能システムの設計、コンサルティングに従事。2016年5月に富士ゼロックスを早期退職し、17年5月にオレンジテクラボを設立。長年、シリコンバレーと日本を繋ぐ新規事業開発とインキュベーション、日本やアジアパシフィックでの事業化・技術マーケティングを担当し、シリコンバレーの歴史からテクノロジーの潮流に精通。
長谷川 修氏(SOINN代表取締役CEO)
東工大における研究成果を元に2014年に創業。「人工脳」と呼ぶ脳科学的アプローチによる技術で、米軍やアメリカ科学財団(NSF)、インド工科大学など海外からも注目を浴びている。
安達 章浩氏(ALBERT執行役員 先進技術統括 営業推進部 部長)
自動車メーカー、コンサルティングファーム勤務を経て、1995年にデータマイニングを専門とした会社を設立し、代表に就任。以来約20年に渡り、大手メーカーを中心とした生産~販売~物流データの分析、流通・小売業を中心としたPOSデータの分析、飲食業を中心とした新規出店売上げ予測システムの構築を多数手掛ける。また、デシジョンツリー分析、サポートベクターマシン、ベイジアンネットワーク最適化など機械学習分野の手法を様々な企業に導入し、意思決定支援の効率化に寄与する。2013年2月株式会社ALBERT入社。同年4月執行役員 データ分析部部長に就任。2018年1月より現職。