SNS,チャット、ゲーム、ニュース、そして動画へ?移りゆくスマホ体験の変遷

人気テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(HBO)の最終回の視聴者数が1000万人を超えている、とのこと。 改めて数字を見つめ、すごいことが起きていると感じます。ネットフリックスの有料購読者は2017Q2の時点で1億人を超え、1話あたりの制作費も約22億円ほどで、スマートフォンを通じて消費する体験として、またビジネスとしても大きな可能性があることに驚きます。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO20505020Z20C17A8TCR000/

SNS,チャット、ゲーム、ニュース、そして動画へ、という具合に、スマホ体験の変遷、そして登場する企業、繰り出されるアプリやサービスを過去10年を振り返っただけでもめまぐるしい変化があることにため息すら出るほど。

・アクション場面満載の1時間番組ゲーム・オブ・スローンズは制作費が1話当たり最大2000万ドル(約21億8000万円)・米調査会社ニールセンによれば、米国の成人は毎週、スマホで動画を47分間閲覧している。18~24歳はそれより多く、週83分だという。・この放送後、視聴者は今度は識者や専門家たちがこのHBOの話題作についてあれこれと話し合う「トーク・ザ・スローンズ」を見ることができる。こちらの番組は、制作費の安さでは業界屈指の部類に入るが、その視聴者数は数十万人に上るだろうと予想されている。

一点、ユニークと感じたのは『ゲーム・オブ・スローンズ』についてあれこれ語るのを視聴できる番組があること。圧倒的な没入感で"ビンジ・ウォッチ"(イッキ見)をさせるドラマシリーズだからこそ、視聴体験を共有するような番組、そしてコミュニティ、ミートアップのようなものもとうぜん生まれるのでは、という気がします。 最近観たドラマシリーズ、『ホームランド』はとても濃いドラマだったものの、身の回りで観た人とまだ1人も出会ったことがないので、そんな番組やコミュニティがあればいいのに、とつい思ってしまいました:)。

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市川裕康 (メディアコンサルタント)
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