生体認証。変わるのは3業界だけではない。すべての企業が変わる!
私の一番最初の生体認証体験は、銀行だった。
以下の生体認証に関する記事は、とてもよく整理されている。例えば、生体認証の種類について、
・指紋
・顔の特徴
・声のパターン
・手のひら
・DNA
・行動的特徴
に分類されている。実にわかりやすい。そして、この記事は、実は現代のすべての人に関係があるので、ぜひ読んでほしいのだ。何も、生体認証は、IT業界や、一部のセキュリティー関係者のためだけの技術ではないなのだ。
私が、一番最初に体験した、生体認証は、三井住友銀行のATMでの指紋認証である。つまり、ごくごく普通の人が、印鑑や暗証番号の代わりに、指紋をそのカギに使っている事例である。
この指紋認証、ATMの暗証番号より、鍵の秘匿性は高い。この記事にもあるように、
顧客もこのトレンドをけん引している。米マスターカードによると、パスワードではなく生体認証を使っている消費者は9割を超える。
と、多くの消費者も歓迎しているようである。
パソコンだって、顔認証。
私は、現在フリーランスで仕事をしている。現在の日本企業は、社内のネットワークは、社外と分離されているために、執務室で使うパソコンについて、持ち込み可能にしている企業はそれほど多くない。結果、フリーランスの契約の企業に近い数だけ、パソコンが支給される。
このパソコンに最初にログインするときの方法も、企業ごとに様々である。パスワード入力方式、乱数表活用方法、そして顔認証。この顔認証、実は本当に便利である。
多くの企業は、パソコンからの情報漏洩対策のために、一定時間パソコンを放置するとロックする仕組みにしている。パスワード入力方式や、乱数表活用方式は、人がパスフレーズを入力しないといけない。しかし、慌てているときほど、人はパスフレーズの入力を間違う。しかし、顔認証ではそのようなことがないのである。
つまり、生体認証は、そのカギの複雑さ以外に、便利さもあるのである。
どこまで使うかは議論
もちろん、新しい技術なので、どこまで活用すべきかは、これから議論だ。
のように、生体にチップまで埋め込んだほうが良いのか。さらに、その生体認証に使った、データの管理体制など。
のように、すでに偽物で突破する方法も出ている。正しい使い方、そして技術の確立。この両方が必要だ。
でも、そのためには、重要な情報を持っている私たちが、生体認証とは何にが便利で、何が問題になりそうなのか、考える必要もあるのだろう。
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