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31日間毎朝 #Morninghouse をやってみて気付いたこと。

こんばんは!日経COMEMO KOLの西村です。

Clubhouseが日本で盛り上がりを見せてから早1ヶ月。

Clubhouseでは「モデレーター」が重要な役割を果たしているのですが、元々「三度の飯よりモデレーター業が好き」だった僕は、TwitterでClubhouseの流行の兆しをキャッチした瞬間に「これは僕向きのSNSかも」と直感して、こんなツイートをしました。

日曜日の昼下がりだったことが功を奏したのか、👆のツイートからわずか2分後にフォロワーのRick Shinmiさんからお優しいDMが・・・!

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こうして無事にClubhouseに参加することができました。
(ちなみに、Rickさんは17歳ながらクリエイターとして活躍され、高校生VCを目指されているとても将来が楽しみな方なので、ぜひフォローをオススメします!今ならまだ古参になれますよ!笑)

「半年ROMれ」のインターネッツの掟にしたがって最初の2~3日はオーディエンスとして聴いて楽しんでいたのですが、Clubhouseは「聴く専」ではその真価を味わうのが難しい、積極的にガンガンモデレーター・スピーカーとして「喋る側」に回ったほうが良いなと思い、積極的にroomを主催するようになりました。

1月28日(木)に「Morning House」が始動。

初期のClubhouseのユーザー属性が夜型の人が多かったからか、「夜の飲み会」の代替として使われることが多かったからか、理由は定かではありませんが、夜は魅力的なroomが多数ある反面、朝の時間帯のClubhouseはガラガラでした。

僕は遅くとも0時には寝て、毎朝6時に起きる「朝型」の人間だったので、「面白そう!」と思える部屋があっても、夜遅くに開かれているroomにはなかなか参加することができません。

そんな中、僕がClubhouseの利用を開始してから5日目の1月28日(木)に立ち上がったのが「Morning House」でした。

Morning Houseは「スゴイ人がフラッと来て、ココでしか聴けないレベルの話をして去っていく場所」というコンセプトのもと、毎朝6:50から配信している、Clubhouseで日本一多くの方が聴いてくださっている朝番組。土日祝日も含め毎朝欠かさずやっていて、本日2月27日(土)時点で31回目を迎えました。

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あの「こんまりさん」のパートナーでありプロデューサーの川原卓巳さんと、朝活コミュニティ「朝渋」の代表の5時こーじのお二人で立ち上げられ、僕も2日目の1月29日からメインMCの一人としてご一緒させてもらっています。

卓巳さん、5時こーじとは浅からぬご縁がありまして、卓巳さんはかれこれ10年以上前、当時卓巳さんが新卒採用を担当されていた時代に、就活生として出会っています。五反田にあるカフェで就活の相談をさせてもらったことをよく覚えているのですが、就職後も時折Facebookメッセンジャーでやりとりさせてもらったりしつつ、直接お会いすることはしばらくなかったものの、昨年卓巳さんが『Be yourself』を出版されたタイミングで、僕が主催しているインタビュー力養成講座「THE INTERVIEW」のオンラインイベント「インタビューについて聴くインタビュー」で、卓巳さんの「聴く力」についてインタビューさせていただいた際に10年以上ぶりの邂逅を果たしたのでした。

\卓巳さんの「聴く力」について気になる方はこちら👆をどうぞ/

また、5時こーじは4年以上前に朝活コミュニティの「朝渋」を一緒に立ち上げた言わば戦友です。5時こーじがすっかり夜型人間だった僕を朝型人間に変えてくれた「恩人」でもあると同時に、僕は5時こーじの最愛のパートナー、中村朝紗子さんとの出会いを取り持ったキューピッドでもあります。出会ってからまだ5年程度ですが、持ちつ持たれつな関係なのです。

👆記念すべき第1回目の朝渋イベント。懐かしい。

そんなご縁のある卓巳さん、5時こーじとMorning Houseをご一緒できているのは本当に何かの「めぐりあわせ」だなーとしみじみ感じていますし、31日目にして、Morning Houseは毎朝の習慣になっていると同時に、もはや僕の人生にとってなくてはならない大切な「一部」になっている実感があります。

Mornig Houseで日々起こり続ける「奇跡」たち。

Morning Houseは「スゴイ人がフラッと来て、ココでしか聴けないレベルの話をして去っていく場所」という副題の通り、フラッとやって来て手を挙げてくださったスゴイ方をSpeakerとしてInviteさせていただき、その方が普段されていることを中心に「ココでしか聞けないレベルの話」をしていただく、というのが番組の骨子になっています。

通常のテレビ番組やラジオ番組と大きく違うのは、事前にゲストをキャスティングしているわけではなく、本当にフラッとやって来た人にお話をお聞きする、という点です。毎朝、誰よりも僕らが今日はどんな方のお話を聴けるのかなー?とドキドキ・ワクワクしているのですが、これぞClubhouse!という感じです。

Morning Houseで言う「スゴイ人」というのは、いわゆる「著名人」のことだけを指しているわけではありません。有名か?無名か?は一切問わず、”Be yourself”(自分らしさ)を体現してユニークな活動やお仕事をされているすべての方を指して「スゴい人」と総称しているのです。

毎朝1000人から2000人ほどの方が常時聴いてくださっている部屋で「スゴい人」が入れ替わり立ち替わり「ココでしか聴けないレベルの話」をしてくださる結果、日々Morning Houseでは「奇跡」のようなストーリーが日々生まれ続けています。

これを #Morninghouseの奇跡 と呼んでいるのですが、#Morninghouseの奇跡 を一番最初に起こしてくれたのは、麹王子ことオミさんでしょう。

卓巳さんが「発酵食の文化は、日本が世界に誇る強みだ」みたいなことをお話していたタイミングで、発酵食である甘酒ジェラート「amakouji」をD2Cブランドとして展開されているオミさんがリスナーとしてフラッといらっしゃったのです。

そこですかさず卓巳さんが「オモロイことをやっている友人が来たので呼んでみました!甘酒ジェラートをやってるオミさんです!」とスピーカーとして呼んだのです。

その後、10~15分ほどの時間で「なぜ楽天を辞めて独立したのか?」「なぜ甘酒に着目したのか?」「なぜ甘酒ジェラートだったのか?」などなど、オミさんご自身と「amakouji」にまつわるストーリーをたくさんお話くださり、そのストーリーを聴いていた僕はすっかりオミさんのファンになり、「amakouji」を食べてみたい!という気持ちに。

1500人以上のリスナーの中がそのストーリーを聴いてくださっていたのですが、心を揺さぶられたのは僕だけではなかったそうで、その後オミさんのインスタのDMボックスはあっという間にパンクしてしまったそうな。笑

その瞬間、Clubhouseの可能性に目覚めてしまったオミさんはClubhouse行商人として、いくつかの部屋を巡ってストーリーを語る、ということをやってみた結果、なんと滞在わずか1時間で40万円もの売上につながったそうです。まさに #Morninghouseの奇跡 ですね。

オミさんの例は、あくまでほんの一例です。日々「スゴイ人」がフラッとやってきてくれて、「ココでしか聴けないレベルの話」をしてくださる結果、Morning Houseがなければ生まれていなかっただろうご縁が紡がれ続け、その「ご縁」から新たな企画が多数生まれ続けています。

*みなさんご自身や、みなさんの周りで起こった #Morninghouseの奇跡 があったら、ぜひ #Morninghouseの奇跡 のハッシュタグをつけてツイートしてくださいね!Morning Houseの運営メンバーみんなで拝見させていただきます◎

31日間やってみてわかった「Morning House」継続の秘訣。

「成功」の定義は人それぞれですが、「朝の定番番組」として毎朝1000~2000人もの方が常時聴いてくださっていること、「Morning Houseが毎朝の習慣です」とツイートしてくださる常連さんがたくさんいらっしゃる、というのはとてもスゴイことだと思っています。本当に有り難いことです。

今朝で31回目を迎えて感じたのは、「継続は力なり」ということ。

Clubhouse初期からはじまり、30日以上毎日欠かさず開催しているのは、「Morning House」と、食べチョクさんが運営されている『農家漁師の井戸端会議 #食べチョクハウス』くらいでは。あくまで僕の観測範囲ですが。

「三日坊主」という言葉がある通り、「継続する」というのは実はとても難しいことなのですが、なぜMorning Houseは無理なく継続ができているのでしょうか?

その最大の理由は、チームで運営しているという点にあると思っています。

👆はリスナーのadrianaflower14さんが描いてくださったステキすぎるイラストなのですが、卓巳さん、5時こーじ、西村の3人に加えて、みくちゃん、さくらこさん、きょーかちゃん、司運さんという4人のモデレーターチーム、そして前刀禎明さんやすがけんさんをはじめ、ほぼ毎朝来てくださっている準レギュラーのみなさんによって支えられている番組なのです。

なぜこんなチーム体制になったのか?というと、実はMorning Houseがはじまってから3日目の1月30日(土)に早くも「Morning House崩壊の危機」に直面したからです…!

Morning Houseがはじまってから最初の週末で、Clubhouseブームが日本に広がって最初の土曜日だった、ということもあり、次から次へと著名な「スゴイ人」が入れ替わり立ち替わり立ち寄ってお話くださり、ピーク時は2000人を超える方が聴いてくださるほどの盛り上がりに。

あまりに盛り上がりすぎて、止めどころが全くわからず、「Morning House」というタイトルの番組にもかかわらず12時近くまでやっている、という事態に。朝6時50分からやっているので、約5時間にわたりやっていたことになります。

それはそれで楽しい時間で良かったのですが、僕も卓巳さんも、5時こーじも全員子持ちのパパでもあるわけで、妻や子どもたちからの冷たい視線を浴びながらやり続けるのは限界があるね、サスティナブルじゃないね、ということで「一定のルールを決めてやろう」ということになったのです。

その結果、急きょ開催されたのが「Morning Houseモデレーター公開オーディション」で、その中でも素晴らしいモデレートを披露くださった、みくちゃん、さくらこさん、きょーかちゃん、司運さんの4人が新たにモデレーターチームとしてジョインしてくれることになったのです。

朝6:50から8:00までは僕らがメインで回しつつ、8:00以降は新しいモデレータの方にバトンタッチをさせてもらい、僕ら3人は家事・育児タイムへ。

モデレーターチームの中でも、曜日ごとに当番を決めて、全員が無理なく続けられるカタチで運営しているのです。

今日に至るまで、無理なく「Morning House」を運営できているのは、間違いなくこのチーム体制のおかげだと思っています。

Clubhouseでいちばん大切なのは「自分自身が楽しむ」こと。

「Morning House」が31日以上継続できているのにはもう一つ理由があります。

それは僕らが誰よりも「Morning House」を楽しんでいるからこそ、なんの苦にもならずに続けられている、ということです。

卓巳さんが「#clubhouse に必要な⑤つの能力」と題してこんなツイートをされていますが、本当に真理だなと思っています。

#特に5番目は超重要 なのですよね。これを抜きに1~4だけ頑張っても、価値が半減してしまうでしょう。

「価値は相手の変化量」というすがけんさんの言葉の通り、どれだけリスナーの方々や、スピーカーとして上がってくださる方々が「変化」するきっかけを生み出せるか?が重要なのはもちろんですが、その大前提として「自分自身が楽しむ」ということが何より重要な要素なのではないかなーと思っています。

・・・と、徒然なるままに書き綴っていたら気づけば5000文字を超えてしまいました。笑

まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、一旦ここで筆を置きたいと思います。

明日の朝ももちろん、6:50からMorning Houseをお届けしているので、ぜひ朝のお供に聴いてみてくださいね!

それではおやすみなさい!また明日Morning Houseでお会いしましょう~!






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