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課題ラボ〜課題の文化祭〜から考えた文化とビジネスの接点について

電通Bチームの倉成さんが企画されている、課題ラボに参加してきました!

イベントテーマは「文化」

改めて、「文化」という捉えどころがないことを理解すると同時に、自分たちの仕事や生活の根底にあるものと向き合う機会となる貴重な時間でした。

簡単にイベントレポートと個人的に文化とビジネスの接点について考えたことをまとめました。

課題ラボとは?

「課題解決より課題発見」「良い問いが良い答えを生む」ということが言われるようになって久しいですが、 実際に「課題発見」や「良い問い」をみつけるのは容易ではありませんでした。 

日本には5万以上のNPOがあります。各地から届けられる声と向き合うその現場は、最先端の課題の集まる場でもあります。各地に届けられるその声から、複雑に絡み合う課題の根っこを、共に探っていく場をつくろう。多様な視点から話し合い、新しい答えの出し方を、共に見つけだせる場をつくろう。 

ありそうでなかった、課題発見のシンクタンク『課題ラボ』。こんな課題があったんだ。こんな解決法はどうだろう。実現できそうな案はどんどんプロジェクト化していく。人の見えざる声を発見できるのは、やっぱり人しかいないから。課題に耳をすませて、頭をつき合わせて考えて、そうすればその先によりよい未来がやってくるはずです。

ありそうでなかった、課題発見のシンクタンク。第3回『課題ラボQROSS SESSION』

イベントでは、日本NPOセンターと電通Bチームで集めた、50の文化課題が発表→議論が行われました。

日本NPOセンターがもっている資源を、課題ラボ〜課題の文化祭〜という表現に置き換える発想が素晴らしい!


・マーケターと社会課題をつなぐ
・NPOとビジネスセクターをつなぐ

上記が個人的に関心ある領域だったので、ドンピシャリ!なイベントでした!

健康で文化的な最低限の生活とは?

"健康で文化的な最低限の生活"

この憲法に書いてある文化的とは何か?

を問い直すことから。

文化庁が出している、文化芸術振興基本法要綱もイベント内で共有されていました。

文化芸術を創造し,享受し,文化的な環境の中で生きる喜びを見出すことは,人々の変わらない願いである。また,文化芸術は,人々の創造性をはぐくみ,その表現力を高めるとともに,人々の心のつながりや相互に理解し尊重し合う土壌を提供し,多様性を受け入れることができる心豊かな社会を形成するものであり,世界の平和に寄与するものである。更に,文化芸術は,それ自体が固有の意義と価値を有するとともに,それぞれの国やそれぞれの時代における国民共通のよりどころとして重要な意味を持ち,国際化が進展する中にあって,自己認識の基点となり,文化的な伝統を尊重する心を育てるものである。

文化芸術振興基本法要綱

この文章を読んでも、文化とは何かを理解することは難しいのだけど・・・
キーワードを抽出すると、

・創造性、表現力をはぐくむ
・多様性を受け入れる
・国民共通のよりどころ

といった、サービスの価値を考える上でのヒントとなる要素があることがわかります。

マーケティングの大家コトラーは、マーケティング4.0にて、「顧客の自己実現を支援したり、促進したりするような商品やサービスを開発すること」を推奨している。

参考記事

文化と向き合うことがビジネスの競争力に繋がる

文化と向き合うことは、ビジネスに持続性をもたらしてくれると思っている。

市場の大小や顧客のわかりやすいニーズだけに応えていくと、当然、差別化を図ることは難しい。

すぐ競合は参入してくるし、待っているのはシェアの奪い合い合戦だから。

以前に薄っぺらいマーケティングをなくしたい・・・ということを書いたnote

文化と向き合うためのNPOと企業の協働

文化を仕事の中に持ち込むためにどんなことができるのか?

(例)
・オタクを巻き込む
・NPOと協働するといった取り組み

が有効的だと自分は考えています。

NPOは創造的に活動する市民や、特定の課題を抱える人々のことを知り尽くしている。

NPO本業だけでは得られない視点を獲得すること。

NPOの現場には、メディアでは表面化されない文化価値が眠っているはず。

例えば、リディラバが社会問題の現場に訪れることができるツアー事業を行っていますが、マーケターには、こういった社会課題の現場を訪れて、そこから自分の中の文化を再定義して、企画・行動していくことが求められてくると思っています。

宣伝:自分の中での文化と向き合うための実験

6月1日にソーシャルワーカーから学ぶ顧客の本質的な課題を特定する力というイベントを開催します!

ソーシャルワーカーって、現場に潜む課題、その背景を発掘するプロではないかなと。
こういった社会課題と向き合っている人の視点からマーケターは学べるはずだと思っているので。


文化や社会課題と向き合える、文化人マーケターに自分もなりたいし、それを面白がれる人と一緒にコミュニティをつくっていきたい。


課題ラボに参加させて頂く機会を頂いた倉成さん、ありがとうございました!

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黒澤 友貴/ブランディングテクノロジー

ブランディングテクノロジー(株)執行役員/マーケターの筋トレコミュニティ #マーケティングトレース を運営/会社⇆NPO⇆コミュニティと越境して働く #パラレルキャリア を実験中/趣味はマーケティングメソッド開発。※発信はすべて個人見解であり組織の見解とは異なります。

パラレルキャリアnote

ビジネスとNPOを横断する中で考えたことについて。CSR、プロボノ、NPO経営などがテーマ。
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コメント6件

すごい!主催者としてはそれぞれの方の頭の中がその後みれるのが面白い!ご参加ありがとうございました!黒坂さんと3人で、文化議論続ける飲み会やりたい!
倉成さん
文化議論続ける飲み会やりたいです!!

続課題ラボも楽しみにしてます^ ^
倉成さん、黒澤さん
飲み会良いっすねー(^-^)
課題を徹底して考えると、やはり哲学的な問いに至るでしょう。
あなたが欲しがっているそのブランド品は買う価値があるのか?なぜ欲しいのか?それはあなたが本当に欲しいものなのか?あなたが欲しいものとは何か?それを欲しいと思うあなたとは何なのか?あなたにとって幸せとはなにか?...
購買行為にせよ、表現活動にせよ、他人の価値基準に安易に流されないで判断し行動できるとすれば、なんらかの内省(哲学、価値相対化)が必要と思います。(誰もが自分を見失うことによってはじめて経済が回ると考える人には、上記は飛躍があるとお叱りを受けるでしょう。申し訳ありません)
私は、短期間で進歩が進む技術経済駆動の”文明”層の下に、基礎として時間をかけて蓄積した”文化”層があり、文化が貧弱だと安定して文明が構築できないというイメージを持っています。なので、これからのAI時代には技術も大事だけど、文化によって差別化する新しい商品やサービスの開発が必要と思い、”哲学的な日常品”を開発しています。つまり、マズローのいう存在欲求を満たす商品。AIなどの技術文明は欠乏欲求を満たすのが得意なので。(さらに飛躍があり申し訳ありません)
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