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外国から見た特異な日本17 直ぐに謝る

外国に出て、様々な人種と揉み合って気づいたことに日本人は誤りすぎだということがあります。また、欧米人の中には何があっても謝らない人も結構いると気づかされました。謝るということは自分の非を肯定して責任を取るということだからです。下手をすると損害賠償にもなりうるので絶対に謝らないのだなと気付かされました。

もちろん、肩がぶつかれば「ソーリー」とは言いますが、仕事などで何か不備があるなどの場合は原因が特定されない段階では謝らないですし、原因が特定されても自分も被害者だとすると落ち度があっても謝らない場合も多いのです。日本だと相手が顧客だと何が何でも謝るという文化があるので大きな違いだと感じます。

ただ、謝ればいいのではなく、謝ったら責任を伴うというのが大きな違いです。例えば、ホームパーティーで食中毒を出した、ウェルスを他人に撒き散らしたなど。日本よりもよりセンシティブなので、リスクを避けるために手作りの物を避けてきちんとしたお店で買う、個人賠償責任保険に入る、ドクターに証明書を書いてもらうなどで自分を守るようにしています。そして、原因が突き止められるまでは決して謝らないのも一つの防衛策なのだと思います。

国が違って色んな人がいれば考え方も十色です。なんでもかんでも謝るのは海外ではトラブルの元のように思います。



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