ペンス副大統領のワシントンポスト紙への寄稿文

 アジア歴訪に先立ってペンス米副大統領がワシントンポスト紙に寄稿しました(11月9日)。ハドソン研究所での対中政策演説(10月4日)が強硬姿勢を示したものとすれば、今回の寄稿文ではソフトなアプローチを前面に出しています。そのなかでアメリカのインド・太平洋戦略について、三本の柱を示しています。①繁栄、②安全保障、③法の支配や人権の擁護がそれです。アジアの国々を支配するのではなく、協力し合うことを目指している、とも言います。

ペンスさんが目を注ぐインド・太平洋とは、「アメリカからインド、日本からオーストラリアに至る地域」です。日豪インドの3カ国は今回の歴訪でも重要な意味を持ってきます(インドは訪問しないがモディ首相と会談)。また今回の寄稿文では、具体的な金額を挙げて開発支援や安全保障協力を提唱しています。この点では日本やオーストラリアと人三脚を組む構えです。13日の安倍首相との会談でも話題にのぼることでしょう。ともあれハドソン研の演説とともに、今回の寄稿文も一読の必要がありましょう。

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日本経済新聞編集委員・WBS解説キャスター。主にマクロ経済や金融をフォローしていますが、テレビでは様々な分野にチャレンジしています。

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