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「やりたい事」と「やりたくない事」どちらも考えろ

明けましておめでとうございます!さあ、2025年が始まりました。気持ちを新たに好スタートを切っていきたいですね!

さて、皆さんはどのような1年にしようと考えていますか?

僕はFIREした際に作成した「やりたいことリスト」を改めて意識する1年にしようと思います。

この「やりたいことリスト」は「バケットリスト」とも言いかえることができます。

バケットリストとは生きているうちに自分がやりたいことを書き出したリストのこと。以下の日経新聞の記事でも岸博幸さんが「ハッピーとエンジョイの実現のためにお勧めするのはバケットリストの作成だ」と語っています。

1)やりたいことリストに思うこと

やりたいことのリストを考えようとしたとき、ノートいっぱいにぶわーっと書きまくれる人ってほとんどいないんです。

そもそも人生でやりたいことって、普段考える機会があまりありませんから、パッと出てくるものではありません。特に日々の仕事が忙しくて脳のリソースがそちらに取られている時ほど、目の前の仕事を処理することに意識が持っていかれて、将来について考えることをストップしてしまいがちです。

実際僕も、会社員を辞めてFIREする直前のタイミングでやりたいことリストを100個出そうという取り組みをしましたが、100個どころか半分も出せませんでした。

きっと会社員で平日に仕事があると状態だと、土日しか時間がないため、それ以上長い期間がかかることを無意識のうちに選択肢から外して考えてしまうのではないでしょうか。

ですから、この先の人生で自分がどうしていきたいかを考えるときには、まず人生の時間に余裕を持つことが大切なのかもしれませんね。

2)やりたくないことリスト

また僕は、「やりたいことリスト」と同じぐらい大切なのが「やりたくないことリスト」だと考えています。

というのも、人生でストレスを感じる瞬間というのは、やりたいことができない状態ではなく、やりたくないことをやらされている状態だからです。

たとえば、会社に行ってもやりたい仕事だけできるわけではありません。心のどこかで「やりたくないな」と思いながらも、「でも仕事だからやらないといけない」といった板挟み状態の中でストレスに苦しんでいる人が多いことでしょう。

こうした「この状況になると心が苦しくなる」ということを事前にピックアップしておき、そこから意識的に距離をおくことが大事だと思います。

ちなみにFIREしていることの一番のメリットも、やはり次の2つに集約されるており、そしてどちらかというと後者の方が圧倒的に大きなメリットだなと感じます。

・やりたいことをができること
・やりたくないことをしないでいいこと

3)空回りの苦労人になるな

僕自身も自分の著書「強みを引き出す4分割ノート術」において、下のようなポジショニングマップを用いて「好きで得意な仕事をしよう」と主張しつつも、それ以上に最も大切なことは「嫌いで苦手な仕事から距離おくこと、もしその状況なら今すぐ全力で逃げることだと述べました。

強みを引き出す4分割ノート術より抜粋

好きで得意な仕事に就けて輝いている『最高の仕事人』になれるならそれでもいいが、多くの人は簡単にその位置までたどり着けない。それならば次に考えるべきことは、『空回りの苦労人』にならないことなのです。

強みを引き出す4分割ノート術より抜粋

苦手で嫌いなことにどれだけ時間を使っても、苦しいだけでまったく伸びません。それならそこから動いたあとに同じだけ時間を使った方が大きく伸びるのは間違いありません。

このように出来ないことや、やりたくないことから逃げることでストレスをなくすこと、それが人生において本当に幸せにつながっていくアクションなのです。

ですから、ぜひやりたいことリストだけに目を向けず、やりたくないことリストも合わせて作ってみてください。

4)参考

実際に自分がやりたいことは何か、得意なことは何かなどを見つめ直してみることは、人生において非常に有益です。ぜひご自身だけの4分割ノートを作ってみてください!(Kindle Unlimited会員は無料です)

またFIRE後の生き方が気になるという方は、20人のFIRE民の生き方をまとめたこちらの書籍も合わせてお手に取っていただければ幸いです!(こちらもKindle Unlimited会員は無料です)


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寺澤伸洋@FIREしたビジネス書作家
最後まで読んでくださって、ありがとうございました! これからも楽しみながら書き続けていきます!