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新型コロナによる経済の停滞でスタートアップの成長に影響が出ることも懸念されましたが、今日の日経の記事によれば、投資マネーは回復基調にあり、宇宙開発や既存産業のデジタル化を支援するようなスタートアップを中心に企業価値を高めているとのこと。
善き哉、善き哉。


社会の変化が激しく、また、人々の価値観も多様化した今だからこそ、新しい活力をいかに生み出していくかが我々の社会の今後を左右すると思っています。日本はそもそも起業家精神が低いとされてきましたし、

ベンチャー・キャピタルも含めて、エコシステム全体が豊かではないとされてきましたが、この状況も徐々に変わりつつあるのだろうと期待しています。

私が2018年にU3innovations合同会社を創業したのも、エネルギー周りのプレーヤーの多様性があまりに乏しいことに危機感を抱いたからでした。エネルギー産業は規模の経済が強く作用する世界ですし、万に一つの間違いが許されない事業でもあります。スタートアップが入っていくにはあまりにハードルの高い世界で、IPOも2-3年に1件がやっとというところです。ただ、気候変動対策、分散化・多様化する社会、激甚化する自然災害、デジタル化の潮流など多様な変化が起きつつある今、これまでのプレーヤーだけでは対応しきれません。この世界に新たなプレーヤーを増やしていく必要があります。

こうした問題意識は皆さん感じておられるのでしょう。この度、環境省さんが「環境スタートアップ大賞」を創設されました!

環境系のスタートアップを応援し、イノベーションの創出を加速することを目的としています。
その運営をされるのが、東京・虎ノ門に立ち上がったCICです。
CIC(ケンブリッジ・イノベーション・センター)は1999年にマサチューセッツ州ケンブリッジ市で創業した、グローバルに展開するイノベーションセンターです。これまで米国や欧州でイノベーションコミュニティーを築いてきたノウハウと経験をもとに、満を持して、アジア初の拠点として、2020年10月に東京・虎ノ門にオープンしました。

そのCICさんを支援するかたちで、「環境スタートアップ大賞」の運営に私たちU3innovationsも関わることができることをとても嬉しく思っています。

ステージは、シード・アーリーからミドル・レイターまで幅広く、また、対象領域も「環境保全に資する幅広い領域」となっています。気候変動対策や資源循環型社会、自然環境の保全、環境管理・安全確保技術、レジリエンス、サステナビリティ、エネルギー等に関連する幅広いビジネス・技術等と門戸を広くしています。

大臣賞、事業構想賞の受賞者などには、来年3月のPitchに登壇いただきます。より具体的なメリットを感じていただけるように、運営サイドも知恵を絞っていきたいと思っています。

環境(に少しでも関連すると思われる)スタートアップの皆さん!まずはぜひサイトを覗いてみてください。そして、ぜひご応募検討ください。何かのきっかけになるかもしれません。
アイディアとバイタリティにあふれる皆さんをお待ちしています。

宣伝でした。

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