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「日本人は多様性が良いものと思っているかわからない。 」 世界経営者会議より ~ 一言切り抜きfrom日経 # 226

11月10日。日経の方からお誘いを受け、世界経営者会議をオンライン視聴した。いろいろプログラムはあったけれど、目をつけたのは、このセッション。

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理由は、竹内さんのトークを聞いてみたかったから。

竹内さんのことを知ったのは、この記事だった。

2021年8月20日日経朝刊の紙より、気になったとこだけ切り抜いていたのはこの部分。

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そんなわけで、この人はどういうトークをするのだろう?という興味で見たのだが、

このセッションについての翌日の日経の記事(これ↓)

では取り上げられてなかったいいセリフがいくつかあったので、一言ずつ切り抜き、というか、一言ずつ収録する。

以下、「一言アーカイブ from 世界経営者会議」。


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竹内さんが2日目の総括として、各セッションのまとめとしてお話しされた中から、気になった言葉3つは以下。

Perfect is the enemy of progress. 

完璧は、進化の敵。

日本はつい完璧を目指してしまうけれどもそれではイノベーションや新しいことが阻害されてしまう。

そうじゃない方法として、やりながら修正していく「アジャイル」があるが、これはシリコンバレーから始めたと思われがちだが、実は、竹内さんと野中郁次郎さんが提唱したものが始まりだったとのこと。

Wikipediaによると

「1986年に野中郁次郎と竹内弘高が「新製品開発のプロセス」について日本の組織とNASAといったアメリカの組織との比較、分析を行った研究論文「The New New Product Development Game」が『ハーバード・ビジネス・レビュー』に掲載される[8][9]。その中で柔軟で自由度の高い日本発の開発手法をラグビーのスクラムに喩えて「Scrum(スクラム)」として紹介した[9][10]。

野中、竹内の論文に着想を得たJeff Sutherland、John Scumniotales、Jeff McKenna が、1993年にラウンドトリップ・エンジニアリング(一種の反復型開発)を取り入れたオブジェクト指向プログラミング設計・分析ツールを構築し、実践したのがソフトウェア開発手法としてのスクラムの最初である[10]。当時、素早い開発が求められており、要求仕様を簡単に動作するコードに変換する方法が求められていた。同じころ、ケン・シュエイバーが自社 (ADM) でのソフトウェア開発にこの手法を用いた。スクラムは産業界での様々なベストプラクティスに基づいており、それらがソフトウェア開発手法としてのスクラムの元となった。」

ふむふむ。知らなかった。ここで知れて良かった。


2つ目。

I don't know if Japan understands diversity is good.

これは武田薬品のCEOの言葉だったか?

「日本人は多様性が良いものと思っているかわからない。 」

いろんな仕事の現場を見るに、すごーく、よくわかる。

この言葉が、世界経営者会議の日経のまとめ記事のトップの見出しでも良かったんじゃないかと思う。

代わりに、僕のこのnoteのタイトルとして掲載した。


3つ目。

この問題は孫まで残したくない。

これはフィンエアのCEOの言葉だったと思う。

そう思う。誰しもがそう思う。

次の世代にツケを回さないにはどうしたらいいか。

今日もこんな記事もある。

全ての大人、それぞれに宿題が課されていると思う。

が、各課題。どうやったら次世代のツケとせず消せるか。

1個でも自分が消して死ねたら本望だと思う。

世界をリレーしていくとは、そういうことだろう。

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