スタートアップのジェンダーバイアス、どう打破する?
こんにちは!働く女性のためのコミュニティSNS『CORE』を運営している尾崎です!
COREでは「リーダーシップのあり方を変える」というミッションをもとに、スタートアップで働く女性リーダーを増やすため、ロールモデルやメンター、キャリア意欲の高い同族女性たちと出会えるプラットフォームを展開しています。
わたしたちはスタートアップ女性を中心に、毎週オフラインイベントを開催しています。そこにご参加される方々の多くが「社内に女性が少ない(なんなら1人という場合も)ので、ライフイベントを迎えられる気がしない」「普段男性に囲まれてるから女性のみの場が新鮮!女性同士の方がオープンマインドで色々話せる…!」など話してくれています。
今回COREの取り組みをもとに、スタートアップで築く女性キャリアをテーマにお話しさせてください。
スタートアップのジェンダーバイアス
スタートアップにはどうしてもハードワークや体力面の不安がついてまわります。立ち上げ期なのでどうしてもコミットメントやいろんな情報のキャッチアップが求められるシーンも多いと思います。
ただ、ライフイベントはさておき、男性でもハードワークの体力面の不安やプレッシャーを感じることもありますよね。なのになぜ「女性はスタートアップで働くこと(または起業)は難しい」というイメージがついて回っているのでしょうか?学力の男女差がないといわれている中、スタートのビジネススキルの差に男女差はないはず…スタートアップで女性が働くのは難しい…というバイアスを取っ払う必要があります。
30人の壁を乗り越えるのに必要なのは、多様性
よく30人の壁、50人の壁、100人の壁といわれていますが、まず30人の壁を迎える際に多様性を意識することがとても重要だと思います。
2023年5月に、政府はプライム上場企業の女性役員比率を30年までに30%以上とする目標を掲げましたね。
グロースを目指すスタートアップでは、30人のフェーズから、いかに女性を巻き込んでいけるかが大事です。30人のフェーズで、女性が1名もいないとなると新しく採用をしようとしたときに女性を採用しようと思うと至難の業かと思います。
早い段階でキャリア意欲の高い女性を巻き込み、ジェンダーバイアスのかからない評価制度やライフイベントを加味した制度設計をすることで、急拡大フェーズに入ったタイミングでブレない組織基盤、良い採用ブランディングができている状態なので採用効果も最大限に発揮することができます。
スタートアップで女性を孤独にさせない
スタートアップでは女性の数が少なく、ロールモデルやメンターが不足しています。
社内で見つけるのではなく、社外に飛び出すことで一部を参考にしたいロールモデルとの出会い、自分と近しい職種や思考、キャリア意欲を持つ女性とと出会える。ビジネスにおいて、男性がマジョリティーであるということをわざわざ認識せず、当たり前で過ごしている女性たち。男性の当たり前であるビジネス流儀に則って仕事をすると、壁にぶつかってしまうケースが多々あります。
まず自分たちの状況や課題感を認識し、その上での女性コミュニティの中でキャリアの事例やヒントを得ることで格段に仕事が進めやすくなります。女性を取り巻く課題はライフイベントだけでなく、ロールモデル不在による長期的なキャリア形成の難しさや管理職へのステップのハードルの高さなど多岐に渡ります。
働く女性のロールモデルを見つけるの難しすぎる問題、たくさんの方が抱えていますね。ロールモデルは1人じゃなくていいんです。複数を掛け合わせて、自分なりのキャリアに落とし込むことで新しいキャリアの可能性が見つかります。
また、毎年行われる日本最大級のスタートアップカンファレンスIVSでは年々女性の参加率が増え、今年は24%の参加があったようです。
COREでも女性限定IVSサイドイベントを開催させていただきました!
COREでは、スタートアップで働く女性を孤独にさせない。キャリア意欲の高いスタートアップ女性同士を繋ぎ、新しいキャリアの選択肢やヒントを得られる場として引き続き活動を続けていきます🔥
(宣伝)キャリアに悩んでいる、上記テーマをさらに深掘りたい方はぜひCOREでお話ししましょう🔥
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?