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社長も働く”1人の人”だから、働き方を知る機会にしてみる

Plug and Playでは出社する場合は事前に申告が必要で、誰がその日に来ているのか誰でも確認ができます。そして一番出社、多分ほぼ毎日出社しているのが社長です(笑)

そしてCOMEMOの今回のお題がこれ。

社長だって働く人の1人。だからどんな選択肢を持ってもいいと思っています。もちろん、会社の規模や業界などによっても異なることは多いでしょう。それでもこれだけ”働き方”の話をする機会が増え、実践している企業も格段に増えました。新型コロナウイルス感染拡大を受けて、特にリモートワークを実施した企業もかなり多くなりました。

6月にこれを書いた時はまだ”始まった”という感じでしたが、現在選考会を実施しているat Will Work 主催のWork Story Awardでもリモートワークに関するストーリーの応募がかなり増えました。(これはまた別途ご報告します!)

柔軟な働き方が難しいと言われていた金融機関でも、先日働き方の多様性が広がっているという記事が出たばかり。

そしてトップもリモートに切り替えての仕事を実践中、という記事も。

これだけ変化があれば今回のお題の#社長に出社してほしいですか というお題に関しては私は「どちらでも」というのが答えです。それが社長としての仕事を全うできるのであれば、出社しようがしまいがどちらでもいいと考えています。

なぜなら、社長も一つの”役割”だからです。会社はそれぞれの役割を担う人の集まりで、一人ひとりに役割があります。その役割の一つである”社長”という役割を担う人が出社するかどうか、というのは前述した通りその働き方が役割を担えるかどうかということに尽きると思います。

社長もそうですが、特にこれから大事になってくるのがリーダーシップです。リーダーシップについては色々な本や記事が世の中に出ていますが、5月に読んだイケア・ジャパンのヘレン・フォン・ライス社長の記事が素敵でした。

特にコロナ禍では今までとはまた違うリーダーシップが求められています。今回のテーマにも関係ありますが、今まで当たり前のように顔を付き合わせられた働き方ができなくなった今、大事なのがコミュニケーションです。

リモートワークで個々人の自由度や通勤からの開放、生産性の向上などポジティブな面も多く取り上げられていますが、会社のリーダーたちを悩ませているのがこのコミュニケーション。でもこれは社長が出社しようがしまいが、関係のないことですよね。

ちなみに、働き方を自身の経験から学ぶ、という観点でリモートワークをするというのは賛成です。リモートに関わらずリーダーが実践することで理解が進むことも多くあるからです。新しい働き方を組織に導入したがるけど自分ではやらない、というより色々な施策への説得力も違います。

コロナ禍だからこそどうコミュニケーションしてくのか、どんなメッセージを伝えていくのか、社長からの伝達だけではなくリーダーたちとどう連携していくのか、など検討・検証が必要なことは沢山あります。

さて、冒頭の弊社の話に戻したいと思います。社長は毎日出社していますが、朝から夕方まで一日中いるというやり方はしていません。自分の働き方にあった時間の使い方をしている、それだけです。ちなみにちょっと直接話したいな、という時には私は彼の出社に合わせて会社に行くこともあります。

社長も働く1人の人。コロナ禍で変化した働き方は、個人だけではなくせっかくの機会(!)なので、会社のリーダーとしての働き方を聞いてみる、という機会にしてみてもいいのでは。

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