仕事や人生では、予測不能のことが度々起こり、落ち込んだり、困難に陥ることも度々あるものです。そんな中、人生の教訓を与えてくれる漫画をご紹介したいと思います。

• 仕事で悩んだり落ち込んだりしたとき、背中を押してくれる漫画作品はありますか？

私がおすすめの漫画は『鋼の錬金術師』です。いきなり、漫画の冒頭で前半の言葉が出てきて、ラストでも後半の言葉が刻まれます。一度読んだら忘れられない言葉です。

人間は歴史から学ぶことができれば、過去の先人が通ってくれた失敗から学び、自分で失敗をすることを避けることができます。しかし、実際には自分で転んでみないと、卓上のシミュレーションからは教訓を得ることはできません。

仕事も、資産運用も同じで、自分で痛みを伴った失敗をし、失敗から学ぶしか、何も得ることはできないのです。『鋼の錬金術師』のように、取り返しのつかない犠牲を払う必要は早々ないかと思いますが、それでも痛い思いをしないと学ぶことができません。若いうちから色々なことに挑戦をして、小さく上手に失敗をして成長をしていくしかないのだろうと思っています。

そして、痛みを伴った失敗は確実に次の成功をもたらせてくれます。「あぁ、もうこんなチャンスを逃してしまった。」-そのように、その瞬間は落ち込むことがありますが、チャンスは何度も巡ってくるのです。次の機会の時に失敗から学び、同じことを繰り返さないようにすればよいという思考に行き着くことができました。

そして、困難に立ち向かい、それを乗り越えていくとき、自分の心の成長や精神的な強さを手に入れることができます。

最近は、痛みを伴った失敗を避けるあまりに何事にも挑戦をできない方も増えていると聞きます。もちろん傷つくことは誰もが避けたいことではあります。しかし、この漫画のように、痛みを伴わない教訓には意義はないのです。フリーランチなどなく、何かの犠牲なしには、何も得ることはできないのです。ビジネスをする時、例えばSNSに露出をする時、メリットやデメリットが挙げられます。デメリットは誹謗中傷を受けるなどがあります。こうしたデメリットを受け入れ、傷つき、それによって、知名度を獲得するなど得られるものもあります。皆、それなりの覚悟をして、腹をくくって自分のビジネスに取り組んでいかないとならないと感じます。

#COMEMO #＃漫画から学ぶ仕事のヒント