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選挙DX―自民党候補者のSNS活用を考える

こんにちは。グローバルでDXの調査・支援をしている柿崎です。
10月31日の衆議院議員選挙の投開票まで1週間を切りました。候補者の激しい戦いが続いています。
衆議院議員選挙の真っ最中ということで、今回も「選挙」をテーマに書きます。

東京都第9区をサンプルにする

私の選挙区は東京都第9区になります。自宅近くのポスター掲示場に行って候補者のポスターの写真を撮ってきましたのご覧ください。

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候補者は4人です。
自由民主党 安藤 高夫氏
立憲民主党 山岸 一生氏
日本維新の会 みなみ 純氏
新党やまと 小林 興起氏

4候補者のポスターを見て一番気になったのが自民党の安藤高夫氏です。この方だけ、ポスターにQRコードがありません。日本維新の会のみなみ 純氏も一見するとQRコードがないように見えますが、"38歳"の左にあります。
さらに私は安藤高夫氏の公式サイトを確認しました。

一番下までスクロールすると、SNSへのリンクが張られていました。Webサイト(以下画像)の左に、Facebook、Twitter、Youtubeのアイコンがあります。ここでLineへのリンクがないことが気になりました。

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自民党が強いSNS

政党のSNSアカウントのフォロワー数のランキングを確認します。自民党のSNSのフォロワー数は5つのうち4つでトップとなっています。その中でもLineのフォロワー数が圧倒しています。自民党が強いSNSはLineと言えるのではないでしょうか。

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自民党候補者はLineに力を入れるべき

自民党が強いSNSはLineであり、フォロワー数が圧倒的に多いにもかかわらず、自民党公認候補の安藤高夫氏にLineの公式アカウントがないのは勿体ないように思います。

さらにLineを活用しないと勿体ない理由

以下は過去3回(2017年、2013年、2009年)の都知事選の年代別推定投票率です。若年層の投票率が低く、高齢層は投票率が高く、60代・70代の投票率は20代の倍以上あることが分かります。都知事選の例ですが、選挙では一般的に高齢層からいかに支持を得るかがポイントになります。

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次に、年代別の各SNSの利用率を見てみましょう。LINEは10~70代すべての年代でトップで、60代で7割以上、70代でも6割以上に達しています。Twitter、Instagramは、年齢が上がるにつれ急激に利用率が下がるのに比べて、Lineだけ異なります。お孫さんとのコミュニケーションに利用する等のモチベーションがあるのでしょうか。

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まとめ

自民党はLineが強い、さらに投票率が高い高齢層がLineを利用している、ということから、自民党候補者がLineに力を入れるべき理由がお分かり頂けると思います。今回は、自宅近くのポスター掲示場をもとに自民党候補者の選挙DXを考察しました。

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