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男が結婚できない都道府県ランキング発表! 1位はあの県

生涯未婚率という言葉は、ほんの数年前まで認知されていませんでしたが、今はかなりの数の人が知っていますね。50歳時点で未婚の人は生涯結婚しないだろうという考えに基づき、45-49歳と50-54歳の未婚率を平均してものが生涯未婚率です。

2035年には、男の3人に1人、女の5人に1人が生涯未婚になると推計されています。

この数字を見て、違和感感じませんか?

なぜ、男の生涯未婚率が女より高いのでしょうか?現在の法律では、結婚は男女1対1ですから、既婚者を除いた男女比は同じになるはず。そう思っていませんか?

実は、それが大きな間違いです。

男女比はそもそも1対1ではありません。男の方が圧倒的に多いのです。その理由は、男の方が女より出生数が多いからです。男女の出生数の性比は大体平均して1.05と言われます。毎年5%ずつ男が多く生まれます。昔のように乳幼児での死亡率は高くありません。その状態が30年も続くと、発生する問題があります。

それが「男余り現象」です。

© PHOTO by 荒川和久

20代から50代の未婚男女の人口を2015年国勢調査のデータから比較してみましょう。

なんと! 20代から50代では300万人も未婚男の方が余っています。ということは、現在未婚の女性が全員結婚しても、300万人の男性には相手がいないということです。この事実、意外に知らない人が多いです。

© 荒川和久

これは、日本に限らず、全世界的な傾向です。人口の多い中国に至っては、3000万人以上の男余りだと言われています。ひとつの国の人口分「結婚できない男」がいるということです。

さて、日本においてどの県が一番男が余っているんでしょうか?ランキングにしてみました。各都道府県の20~50代未婚男女の差分を当該年代の男性の総数(配偶関係不詳は除く)で割ったものを「男余り率」として僕が独自に算出したものです。

これによると、1位茨城県、2位栃木県、3位福島県、4位群馬県となぜか北関東周辺の隣り合う4県が上位を独占しています。これは、20~30代の適齢期の年代で出しても同様です。

茨城の男はモテない?

以前、この男余り率の20~30代のデータをマツコ・デラックスさんの「月曜から夜ふかし」という番組に取り上げていただき、茨城の男性がいかにモテないかをおもしろおかしく演出されていましたが、モテるモテないという問題が原因ではもちろんありません。これは、そもそもの未婚者若年人口の流出入が影響しており、その証拠に人口流入が集中している東京の男余り率は低くなっています。

© 荒川和久

一方、男余り率が低いのは、1位福岡県、2位奈良県、3位鹿児島県となりました。上位10位の中に九州エリアが5つも入っています。つまり、九州男児は結婚しやすいということです。

これは、決して九州の男性がイケメンぞろいということではなく、たぶん九州の女性たちがよくできた人たちなんだと思います。結婚したい男性は、すぐにでも九州に移住した方がいいです。反対に、結婚したい女性は北関東エリアにぜひお引越ししてください。

MAPで見ると一目瞭然です。赤→青の順番で男余り率が低くなっています。北海道や東京を別にすると、東日本の方が西日本と比べて「男余り」が激しいことがわかります。

© 荒川和久


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荒川和久@「ソロエコノミーの襲来」著者

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