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パラサイトかインベーダーか贅肉か、共視と課題の外在化

こんにちは。新城です。

ここ数週間、自宅からのオンライン会議を中心に仕事をしています。案の定、太りました。いえ、ここ数年、少しずつ、少しずつ、太ってきていました。その限界を突破した感じです。今日は、そこに目を向けてみます。

見知らぬ人

これまで、毎日のように朝と夜、渋谷と外苑前の間を歩いていました。それがなくなったためでしょうか。しかし、太ったことを家族に指摘されるのは、とても嫌な気持ちでした。それが、ある出来事をきっかけに、大きく変わりました。

その日、眼鏡をかけました。その様子を見た妻が、顔が面白いと言ってスマホで撮影をしました。その写真には、僕の知らないおじさんが写っていました。誰だこの男は? という感じでした。そこから妻と娘の妄想が炸裂し、僕の知らない、そのおじさんのプロフィールが作られていき、大笑いとなりました。「私が結婚したのは、この人じゃない(大笑い)」という。

このままでは、その謎のおじさん(仮に、S氏とします)に、僕の人生を乗っ取られてしまう。20世紀のSF映画のように、知らぬうちに宇宙人に入れ替わっていき、侵略されていく感じです。

・インベーダーS氏は、僕が気付かないうちに、ゆっくりと僕にとり憑いてきて、肉襦袢のように僕を覆い尽くしました
・運動を面倒くさがるような言動をするようになりました

共視による変化

今まで、体型変化などについて家族から指摘を受けると、本当に嫌な気分になりました。

それは僕を責められるように感じていたからです。忙しい中で、それでも渋谷から外苑前オフィスまで往復を歩いたり、エスカレーターを使わなかったりと、それなりの努力はしていたので、とても心外だという気持ちになりました。その気分も相まって、現状から目をそらしていました。

それが、S氏のせいと考えると、とたんにすっきりしたのです。妻や娘と共に倒すべき相手としてS氏を共に見つめることができるようになりました。

以前、記事にも書きましたが、共視による効果です。対立するのではなく、共に見ることによる効果。

課題の外在化

さらに、友人の臨床心理士が言っていたことを思いだしました。

妖怪ウォッチがバトル漫画になる前のころ「この妖怪の設定は、課題の外材化という点でとてもすばらしい」と言っていました。つまみ食いがやめられないのは、つまみぐいのすけという妖怪のせいだ、とか。課題行動を起こす本人に責があるのではない、という考え方。

これは、課題そのものと、その本人を切り離すという考え方です。詳細は、下記の記事でまとめていますので、ご興味ある方はご一読ください。

なにより、自分が責められているわけではなく、やっつけるべき相手が見つけられたということが、とても心の安定に繋がり、解決に向けて動き出そうという気持ちを支えてくれました。

下記の記事にも書きましたが、閉じこもり生活では、「自分を責めないこと」が大切です。不必要に自分を責めずに過ごしましょう。

状況の推移を見守りつつ、身の回りにも目を向けて、笑顔とともに状況を少しでもよくできるよう動いていくというのが、心身ともに大切な時期のように思えます。

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サービス多様性爆発カンブリアナイト主宰。(株)ホオバル取締役_新規事業創出支援、ホロアイズ(株)取締役兼CSO_医療VR、ミスルトウ_コンテクストデザイン、(社)ライフロングウォーキング_理事、(社)医療リテラシー研究所_理事、学芸大こども未来研究所_教育支援フェロー

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