最近ちょっと更新のペースが落ちてます。その理由の一つは、タオバオのオンライン中継にドハマりだから(;^ω^)。

中国では、11月11日はECサイトとお買い物ユーザーが最も盛り上がる日です。盛り上がるどころか信じられないくらい売れるんです！

↑去年は1日で2135億元（3.2兆円くらい）売上

アリババECサイトが1111で更新する販売記録は年々恐ろしい勢いで伸びてます。昨年は2分5秒で100億元達成、4分1秒で200億元達成、1日の最終売上は2135億元。これは1111が始まった2009年から毎年更新されていってます。

このあたりは僕のnoteを見てくれている中国通のみなさんには常識ですかね。誰でも知ってるパートは割愛してちょっとマニアなことを書きましょう。

ここ数年、中国ではオンライン中継がすごい速度で広まっています。もう生活に欠かせないレベルと言っても過言ではありません。これを上手く活用しないとAmazonすら中国で敗北するほど、必須サービスです（昔書きましたので詳細を知りたければどうぞ↓）

簡単に言うと、誰でもテレビショッピングのセールスMC（中国語でいうと「主播」）になれるわけ。そしてうまい主播の販売成績は恐ろしいほど高いです。

中でも一番は、僕が前から注目している「李佳琦」（リー・ジャーチー）。このお兄さんは昨年に一人で3億元の売上を達成し、中国主催のインターネット世界大会でアリババの管理層が「彼の今年の売上見込みは10億元」だと予測しました。凄すぎる...

そして今や「1111の初日は10月20日」となっています。「11月11日に売るではないの？なんで10月20日？」と思いますよね、意味わかります？

「李佳琦」の主播は先日の10月20日の中継で39品目の商品を紹介。3000万人を超える視聴者を集めて、紹介される商品もすぐに売り切れの大盛況でした。10月20日にです、その理由を教えます。

1111には尋常ではない額が売れるのですが、実はそれにはカラクリが。実際にはアリババ側が周到にさまざまな準備していて、そのやり方の一つは、早めに予約を開始できるようにすること。予約させておいて、11月11日に支払ってもらうから11月11日にバカ売れになるわけです。だから予約スタートした10月20日に大量に売れるわけです。

例えば、僕も昨日ついに、新しいスマホを11月11日のセールで買う発注をしました。予約金が100元で、残りは11月11日の1時に払うことになります。

（0時からだけど0時-1時はイベントが多いからサーバー処理の関係で決済できません。というかユーザーもセール品を探したりイベントに参加するのに忙しくてそんなことしてる余裕はない笑。そして11月11日は膨大な取引数がありますから、物流にもプレッシャーがかかります。商品発送の順番は入金した順番なので、早めに届けてほしい（僕の）場合、1時まで起きて決済する必要があるのです。）

まだまだ書くことがたくさんあるので、その日を迎えるまでnoteに独身の日のセールに関することを今後どんどん書いていこうと思います。

予告として、今回は人気のセールスMCのお兄さんについてちょっと触れておきます。

最近セールスの中継をめっちゃ見てますが、これがなかなか面白い。かわいいお姉さんいますし、セールスのテクニックが素晴らしく、思わず「イイね」を送った主播もいます。割引券や現金の红包もくれるし、安くて買える方法やすぐ売り切れる人気商品の在庫補充時間も教えてとても親切です。

↑P&Gの主播。普通にかわいいです。中継始まったばかりであまり見る人いませんが、「いいね」押せばサンプルくれるし、中継サービスとして配るクーポンや中継のチャットで豪華賞品も当たることが可能。

↑最近気になるお兄さんの中継の再生ですが、どの中継も1000万以上の人が見てます。豪華賞品の抽選は基本こんな感じで、コメントをして、キャプチャーにIDがあれば当選って形式。

次回はタオバオMCのスターKOLたちを紹介しましょう。

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（参考資料）