因果関係が逆
記事中に低金利が財政の規律を緩めやすいとなってますが、因果関係が逆だと思います。
というのも、今の金融政策の枠組みはイールドカーブコントロールとなっており、どんなに財政を締めようが緩めようが、短期金利目標▲0.1%と10年債利回りの目標0%は変わりません。
ということは、逆に今の日銀の金融政策は、緩和度合いも引き締め度合いも財政政策に依存することになります。
となると、黒田総裁2期目の最大の課題は、米国経済がリセッション入りし、FRBが金融緩和に転じた局面でいかに財政政策に頼らずにに円高を阻止する枠組みが構築できるかでしょう。
普通に考えれば、財政に頼らずして円高阻止は難しそうな気もしますが。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29153810Z00C18A4EA2000/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?