見出し画像

ビンラディン発見に貢献したと噂される世界をリードするデータ解析企業 ~ パランティア・テクノロジーズ

米国シリコンバレーに拠点を置くパランティア・テクノロジーズは、日本ではあまり知られていませんが、世界をリードするデータ解析企業です。同社はオサマ・ビン・ラディンの捜索に貢献したと噂され有名になりました。

シリコンバレーでも、最も成長している企業の一つで、2017年には企業評価額は2兆円に達し、2020年には時価総額4兆円規模の大型IPOを視野に入れていると言われています。

ペイパル創業者のピーター・ティール氏が、スタンフォード大学の同期で現在も最高経営責任を務めるアレックス・カープ氏らと共に、ペイパルで利用していた不正送金を検出するシステムをテロ防止に応用することを目指し、2002年に創業しました。

その後、データ解析ソフトウェアとデータ解析コンサルティングを提供して、急速に規模を拡大してきました。

パランティア・テクノロジーズの強みは、提供するソフトウェア「ゴッサム(Gotham)」にあると言われています。

これまで、データ解析の最大の課題は、大量の非構造化されたデータを分析可能な形式へと変換することに多大なら手間を要することでしたが、「ゴッサム」は非構造化データを容易に構造化データへと変換し、即座に分析可能な環境を提供します。

さらに、データ要素間の相関をわかりやすく視覚化できるなど、専門家でなくとも使いこなせて、データサイエンティストが従来であれば数年間掛けて解析していた内容を、数週間で完了できると、高い評価を得ています。

現在では、軍・警察などの国家機関だけでなく、金融機関など不正検知やセキュリティ強化にデータ解析を用いたい民間企業も多く活用するようになっています。

さまざまな活動がデータ化される現代において、データ解析はあらゆる産業で価値を生み出す可能性を秘めているため、パランティア・テクノロージズの発展はまだまだ続き21世紀を代表する企業になっていくことが予想されます。

パランティア・テクノロジーズ社CEO、アレックス・カープとは何者か

注目のスタートアップ、IPOに向けて桁違いに贅沢な社員特典を削減

米パランティアがIPO検討、評価額は最大410億ドルにも-WSJ

内容に気付きがあったり、気に入って頂けたら、ハートマークのスキを押して頂けると有難いです。励みになります!