東京学芸大学の大学院が変わる
東京学芸大学の大学院修士課程が大きく変わる。「教育の未来構想」を先導するためのグローバル、教育AI(人工知能)、臨床心理、教育協働などの、これからの社会で求められる先端的な「プラスα(アルファ)=テーマ」をかけあわせ、専門の研究×「プラスα」の総合的で先端的な新しい能力を身につけた教育者・研究者を育てることを目指す、とのこと。その学芸大学大学院に関するフォーラムに登壇する機会をいただきました。
ホオバルの企業理念にもある「明日のわくわく」とは、閉塞感のない状況を意味しています。「今日できないことができる明日」が来ると思えること。それが日々のわくわくにつながるのだと信じています。「今日できないことは、きっと今後もできない」とか「今日できることも、きっといずれできなくなる」とか、そういう感じが、閉塞感を生み出してしまうのだと思うのです。
・自分ひとりで無理なら、誰かと手を組む。(アライアンス)
・自分の力で無理なら、道具を活用する。(テクノロジー)
・誰かと手を組んだり、道具を活用するためには、学びが必要。(ラーニング)
この3つがあれば、きっと今日できない限界も越えられるのだと思うのです。そうした立場から、迫る台風の中、短時間ながらお話をさせていただき、教育×カンブリアサイクルについても議論させていただきました。
・教育を市場としてみるだけではなく、企業の社会的価値につながる、次世代を育む営みであるという当たり前のことをしっかりと軸足に置く必要性。
・テクノロジーを道具としてみるだけではなく、テクノロジーが環境化していく社会の中で行きていく次世代を育むために必要なまなびとは何かを、過去からの積み上げではなく再構築する必要性。
・人生100年時代のまなびは、こどものためのものだけではない、ということ。
まだまだ多くの方々とたくさんのお話をしていきたいテーマです。これからの東京学芸大学の動きがとても楽しみです。