炎上リスクを恐れる広告主たちとニュースメディアはどう向き合うべきか

広告は商品に良いイメージや理解を深めてもらうために行うものです。

広告キャンペーンの効果がなくて空振りすることは担当の給与が減る可能性はありますが、それよりも恐ろしいことは異常に炎上してマイナスブランディングに繋がることです。

炎上するリスクは、広告の演出や表現だけに留まらずにどのようなメディアに掲載されているかにも潜んでいます。例えば過激思想を擁護するような記事に広告が出てしまうと、あたかもその広告主が過激思想を擁護しているようにも映りかねないからです。

この背景には、

・SNSによりユーザーが反応しやすくなった

・プログラマティック広告の普及で様々なメディアに広告が出るようになった

・ニュースメディアの乱立で品質の確認が難しくなっている

上記のようなものが考えられると思います。

どれもニュースメディアとしては自分たちではどうにもできない大きな渦の中で起こっているトレンドでありますが、何かしらの対策をしないと、掲載すること自体がリスクと見なされ収入源が細る可能性があります。

対策としては、

・安全なニュースメディアであることをテクノロジー等を駆使して証明し続ける

・これを機に広告モデルを辞め課金モデルとして発信するべきことを発信する

大きく分けると2つの道があるかと思います。

米国のメディアは判断を迫られているところまで来ていそうですが、遅かれ早かれこの波は日本にもやってきそうです。

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