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ディスカバリーの無料動画がすごい!管理職が見るべきコンテンツは!?

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。3連休という方も多いと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

千葉県では南部を中心に停電などの困難が続いており、心配な状況です。自治体や自衛隊などの支援も入っているようなので、早期に復興することを心から願っています。ヤフーではTポイントでも募金できるサイトがありますので、ちょっと余ったポイントでも気軽に支援に加われます。

※ 筆者は上記NPOとは無関係です。他にもいくつか支援を募集している団体がありますので、お好きなところへぜひ。

わたしは3連休ですが特に出かける予定もなかったため、衣替えを兼ねて断捨離をはじめたり、積ん読を処理したり、ネット動画を見たりしています。主にはNetflixやHuluなのですが、最近素晴らしい動画サービスがはじまったのでご紹介します。

ディスカバリーチャンネル」「アニマルプラネット」といった人気コンテンツを持つ米ディスカバリーが、その認知を広げるためになんと無料で動画サービスを展開しています。これまでもYouTube上の公式チャンネルでフルバージョンの配信をしていました(登録者64万人弱の人気!)。

「ザ・秘境生活」や「名車再生!クラシックカー・ディーラーズ」といった大人気コンテンツはもちろんのこと、「深海魚のすべて」などちょっとマニアックなものまで幅広く配信されています。しかし、個人的に大好きな「メガ建造~不可能への挑戦」がほぼないのは残念です。。。

COMEMOおよび日経の読者は管理職の方も多いと思います。そんなあなたへのオススメは「ベーリング海の一攫千金」です!

世界で最も危険な職業のひとつと言われる、ベーリング海でのカニ漁。ハンパなく荒れる海、氷点下を上回ることがない気温、絶えず吹き付ける強風。どれをとっても過酷な職場です。大きく揺れる甲板で作業をするのですから、ひとつ間違えれば極寒の海に投げ出されます。この海水温だと数分で命が奪われるので、毎年死亡事故が起こります。船長もクルーも限界ぎりぎりの中で、ときには罵り合いながらも結果を出すために死力を尽くします。なにせ、2ヶ月あまりの漁期でサラリーマンの年収以上(1000〜1500万円)を稼ぎ出すのですから。

船で絶対的な権力を持っているのが、船長。どこにカニがいそうかを調査し、戦略を立て、クルーを採用して、結果を出すチームを率います。極限状態であるからこそ、とてつもないマネージメントスキルが要求されます。管理職の方は「自分が船長だったらどうするか?」という視点でみると、また違った楽しみ方ができるでしょう。

わたしのお気に入りのは、放映開始時からの古参メンバーにして最重要人物、シグ・ハンセン船長。常に冷静で愚痴らない。が、メンバーの愚痴も認めないという厳しい人。ただし、毎年どんな状況でも必ず結果を出します。なによりすごいのは、これまで致命的な事故を起こしていないこと。ゆえにクルーもついてきますし、クルーの家族が漁期中に亡くなったという連絡を受けたときには、なんと一旦港まで船を戻すという人情派でもあります(通常、クルー都合で漁を中断することはあり得まえん)。

超ブラックな職場の話なんて、、、
資源管理をさらに厳しくして、早取りではなくて順番に操業させれば、、、

などの意見もあるでしょうが、そこは男子が大好きディスカバリー(精神的な意味で)。世界にはこんな職場もあるということを知るだけでも、十分に知的好奇心が満たされるでしょう。

癒やしをお求めならば「アニマルプラネット」のほうをオススメします!

秋の夜長は、ちょっと知的なディスカバリーで。ぜひみなさんもお気に入りの番組を見つけてみてくださいね。

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タイトル画像提供:Yoshitaka / PIXTA(ピクスタ)

#COMEMO #NIKKEI

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