日本の人口減少は喜ぶべき。本当の問題は?
ジャレド・ダイアモンド氏は、日本の未来を
・使う資源が少なくなり、より持続可能性が高い社会になる
・思慮深く経験豊富な高齢者が生み出す価値は大きい
と、明るく予想をしています。
しかしながら、
・われわれは環境を破壊し、資源を消費し尽くそうとしている
・各国で消費量には格差があり、これを放置するかぎり、世界は不安定なまま
・これからの30年でこの難題に対する答えを出すことができなければ、50年後、100年後の世界は「住む価値がない」ものになっている
と、本当の問題は日本の状態がどうこうではなく、世界全体で行き詰ることを警告しています。
日本では、どうしても日本に閉じた問題を考えがちで、人口減少にフォーカスがあたりますが、グローバルではまだまだ人口増加が続き、それに伴う資源不足、環境汚染などが、ますます課題になっていきます。
日本だけ良ければなんとかなる時代ではないので、視野を広げて課題を捉えていくべきだと考えます。
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