地方・中小企業はLINEと上手に付き合えると良いのでは?
LINEの信用スコア融資に関するニュースが出ていて、非常に興味深く読みました。
少し前の記事も読むと、 LINEの信用スコアは500万人が登録しているとのこと。
直近のLINEの動きを見ていると、 LINEは金融、医療、行政などの生活インフラとして根付くための動きを強化していることがわかります。
医療分野はエムスリーとの提携をして、オンライン診療のプラットフォーム化に向けて動きを進めています。
LINEヘルスケア、全国の医師に向けて、LINEビデオ通話を活用した 「オンライン診療マニュアル」を公開 ~ワンストップで診療が可能なオンライン診療サービスも提供予定~
行政との提携に関しては、LINE福岡を拠点に行政サービスを LINEで受けられるように
LINE、福岡市と「AI 引っ越し・証明案内サービス」実証実験を開始
LINEは、金融、医療、行政サービスなど、デジタル推進が遅れていた分野に着々と進出しています。
GoogleやYahooなどの検索エンジン、TwitterやFacebookなどのSNSプラットフォームとは異なり、生活プラットフォームとしてのポジショニングを築いているのが興味深いです。
LINEの強みとは何か?
改めて数字を確認していくと、LINEは日本国内の浸透度が凄まじいのです。
・MAUは8,400万人(日本人口の約67%がLINEアクティブユーザー)
・性別構成も日本人口に極めて近似(幅広い年齢と、地方までカバー)
地方中小企業はLINEをハックすると良いのでは?
ここまで見てきたLINEの直近の動きや、ユーザー層を考えると、LINEは地方経済のインフラとして根付いているプラットフォームだと言えます。
となると、生活に根付くサービスを提供するローカルビジネス・地方中小企業は、
LINEと上手に付き合うこと=ビジネスの持続性を生み出す
ことにつながる可能性が高いはずです。
LINEが金融、医療のインフラとして機能しはじめると、生活必須ツールになる可能性が高いです。
そうなると
投資の優先順位
LINE>Facebook、Instagram、Twitter
として、 LINE内でポジションを取れたブランドは優位性を獲得できるのではないでしょうか?
飲食店がコロナで経営が厳しくなり、みんなInstagramで一生懸命発信を始めているようですが、みんなインスタで発信するので差別化が難しいです。
直近の動きをみる限りでは、未来も見据えてLINEに投資をしておくのはありではないでしょうか?
※LINEの回し者ではありません
ここは自分も見落としていた視点だったので、本日からLINEマーケティング研究に力を入れていきます!
LINEマーケティングに詳しい方は、ぜひゆるくディスカッションして可能性を探っていけましたら嬉しいです!
まとめ
・LINEは金融、医療など生活インフラ領域で先進的な動きを進める
↓
・LINEは国内生活者のインフラポジション強化
↓
・ローカルビジネスはLINEと上手く付き合いたい