安くても、品質の高い中国製品

モバイルバッテリーで人気のある中国メーカー、ANKERをご存じでしょうか。私は、アマゾンでの高いレビューを参考に、過去に2つANKERの製品を購入したことがあります。

長い年月、中国は世界の工場として稼働し、その結果、当然現在では高い品質の製造が可能になっています。

2011年からANKERは、選択肢の少ないモバイルバッテリー市場に目を付けて、優れたデザインと、満足のいくサポートの付いた、高品質で安価な製品を中国で製造し始めました。

そして、ブランドよりもレビューが問われるアマゾンを活用して、世界を股にかけて販売を促進し、2013年には全世界のアマゾンで最もモバイルバッテリーを販売したメーカとなりました。

新しいプラットフォームを使いこなし、現代の競争優位が、過去のブランドよりも実感できる真実のエクスペリエンスで作れることを捉えて、気前の良いサポートを徹底しました。そこからも、優れた経営力を有していることがわかります。

かつての日本企業が成し遂げたように、中国企業は品質が低いというレッテルを覆しつつあり、さらにその先を走るようになり、まさに現代のトップランナーになりつつあると感じています。

http://tamakino.hatenablog.com/entry/2018/05/28/080000

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遠藤 直紀(ビービット 代表)
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