日本の原子力に未来はあるか?

この問いは、単に日本の原子力産業や電力事業について問いではありません。

原子力の事業運営上のリスク・メリットと、国民厚生上のリスク・メリットは異なるため、事業運営上のリスクを恐れて事業者が手を引き国内の原子力事業が亡くなった場合、国民厚生上の問題は生じないだろうか?という問題意識です。

要は、原子力がなくて本当に問題はないかよくよく考える必要があるのではないか、ということ。そしてもし、当面の間であっても原子力を利用するなら、究極まで安全性を高めなければなりません。そのためにはなにをしなければならないのか、万が一事故がおきた場合の被害を最小化するためにはどんな備えが必要なのか、やれることはまだたくさんあるだろうと思っています。

「原発の電気は安いのか?」前・中・後編の3部作とあわせてご高覧頂ければ幸いです。

http://ieei.or.jp/2018/01/takeuchi180131/

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