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40歳を過ぎ想う、80歳まで仕事をするために必要なのは「挑戦」「肯定」「体力」であるという話

KATALOKooo代表の翠川です。今月で42歳になりました。家族に誕生日のお祝いをしてもらっていたら、娘に「ママは何歳で死ぬの?」と聞かれました。おそらく何歳まで生きるの?といいたかったんだと思いますが、「うーん、80歳?」と答えました。

小学生の頃から死ぬまで仕事したいと思っていた私は、今まで何歳まで仕事をするのかという命題に向き合っていなかったのですが、「そうか80歳まで仕事するのか」と急にリアリティが押し寄せてきました。

最近、82歳でゴリゴリに活躍する経営者の男性とお仕事させていただいていたり、72歳の母とピラティスに通い始めたり、60歳すぎてフリーランス的にお仕事されている女性とお仕事したり、夫はあと2年で50歳ですし、もちろん個体差はあるでしょうが、大手老舗会社員でもないのに色々な世代の方とご一緒することが増えたことも考えるきっかけになったかもしれません。

一方で、自分より10歳下の経営者は、「人生100年時代だから、女優目指そうかと思う」と言っていたりして、おおその発想はなかった…とも思ったり。自分の子供たちが歳をとる頃には、平均寿命が110歳になると聞いたこともあり、110歳まで仕事するとしたらたとえば、「30歳から30年かかりそうなこと」を始めても全く問題ないですよね。

そんなわけで、私は「ここから約40年、仕事を続けられること」を目指すことに決めました。40歳の節目は過ぎてしまったけど、40すぎてしばらくして体感する、色々な変化をやっと受け止められて改めて目標設定とWBSみたいな感じの投稿をしたいと思います。

OSAJI 茂田さんの本もきっとそういう意味の「42歳」で書かれているんだろう。こちらの本とてもおすすめです。

さて、仕事を80歳まで続ける場合、気力面と体力面の衰えをどうカバーするかが大切になることでしょう。

新しいことをはじめて良い刺激を受ける成功体験を積む

80歳まで仕事をする場合、いちばんの敵は「めんどくさい」である気がします。要するに、めんどくさいよりわくわくが勝れば良いわけです。わくわくがすべてを解決する。でもどうやら、そのわくわくが自然体にしていると枯れるらしいのです。

どうするとわくわくを絶やさずいられるのか、今からできることは何か。それが、新しいことをはじめて良い刺激を受ける成功体験を積むことだと思います。

以前、50歳を過ぎた大御所アートディレクターが、新しいことをはじめないとやばいと思ってコロナ禍に介護のアルバイトを週1で始めたという話を聞いたことがあります。

広告業界では超有名な彼が、介護職のアルバイトをはじめたら何もわからない新人で、彼のことを知る人も誰もいなくて「使えねぇな!」といわれたりするわけです。そういう機会が必要、という話だったのですが、これはまさにそのチャレンジ精神に敬服!という話でした。

40歳も過ぎ、社会人歴が四半世紀にもなれば、どうしてもこれまでやってきたことのみで仕事をとらえてしまうけど、まだあと40年あるのであれば、新しいことをはじめるべき。そこで得た新しい刺激を、既存の仕事に役立てるもよし、何足の草鞋として持つもよし、です。

解像度を高くしていれば、かならず新しい視点というのは次の場所へ連れて行ってくれる。そこで成功体験を重ねれば、新しいことに挑戦しなくちゃ=わくわくに直結するはずです。

伸び代探しの習慣をつける

先日、新卒で入社した会社の同僚の結婚パーティにいったのですが、そこで新卒当時の私を知る、当時のアルバイトスタッフに会いました。私は店長でした。

私からみて3-4歳歳下の彼らは、もうすっかり大人になっていましたが、その子たちに「みどさんは全然変わらない!」といわれたのです。

そこで、ありがとう〜と口では言いながら、(こちとら現状維持するためにどれだけ労力使ってると思ってるんだよ)と心の声。

ただ、そこで思ったのです。いや、現状維持したいというのも、誰のためにやってるわけでもなく、完全に自己満足です。美意識高く保ったところでちやほやされるわけでもないですし、美を仕事にしているわけでもないのに、なんであの手この手を尽くしているんだっけ?

そこで気がついたのが、「伸び代を見つけるのが嬉しいんだ…!」と言うことでした。

例えば、Megumiの美容本をKindleでゲットして、「パックを朝晩するのがいい」と情報を得たらとりあえずやってみる。ものすごく簡単で小さなことですが、手をかけた分だけ、肌艶はよくなったりするんですよ。

こうした伸び代をマメに見つけ伸ばすことって、なかなか普段の生活やビジネスの現場でいつも感じられるものではないですよね。

40すぎて「現状維持」を続けていくことは、とても大変だと思います。どんどん時は経つし、重力はなくならない。なんらかの取り組みをモチベーションアップさせるためには、「伸び代探し」自体を習慣にしてしまうと良いと思います。ちりつもです。

やる気を保つためにはフィジカル

そしてそして、結局これまで書いてきた気力を保つためにはなんせフィジカルを高く保つ必要があります。

私は今、結局仕事のパフォーマンスを高めるために、ピラティスと加圧トレーニングを週1-2、自社のスタッフと有志の参加者で呼吸のオンラインワークショップを週1で行っています。

と書くと意識高い系に聞こえますが、34歳で2人目を出産後、疲れがあまりにも取れなかったのでこれは何かあると思いヨガに通い始めて知ったのですが、

血流が悪すぎ→1日に摂る水分がコーヒーとアルコールのみ
呼吸浅すぎ→集中すると息止まる&無呼吸症候群
自律神経負担かけすぎ→副交感神経優位の時間ゼロ

という今思えば大変恐ろしい状況にありました。身体に向き合う時間ができたことで、初めて知る「このままだと死ぬまで仕事どころか、もう間も無く死ぬのでは?」。ここから、40歳までに少しでもフラットな状態に持っていきたいと色々取り組んで8年経ちました。

TANITAで自分の体をスキャンすると毎回体内年齢が表示されて、33歳か〜全然若くない…もっと若いはずなのに…とか思うのです。でも10歳若いってすごい!とこれを維持できるように継続するしかないですよね。

この記事を書き始めてから、「人生100年時代」と検索してもう少し先を言っている方たちがどうなっているのか、という記事を見つけました。

50代のキーはやっぱり「やる気の維持」「前ほどできなくなった自分のメンタルの保ち方」

もっと上の方は、「心臓」「腎臓」「肝臓」。

やっぱり、40代にメンタルを保つ方法を身につけ、フィジカルを整えていくことが重要そうです。

病気になったりしたらまたそんな呑気なこと言ってられなくなるかもですが、80歳まで仕事を続けるために、今粛々と積み上げていきます!同世代の皆さん、頑張りましょう!

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翠川裕美( KATALOKooo 代表 )
サポートいただけたいた方は仲間と思って日々精進しようと思います。とりあえず、ビールを買って乾杯させていただきます。