1月も終わり、アメリカ、ラスベガスで開催された、CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)の報告が、さまざまなメディアに出ています。私も、デジタル・マーケティングを行っているものとして、このCESの情報、報告はいつも待ち遠しく、そしていつも参考にしています。

ところで、本来コンシューマー・エレクトロニクスは、日本の成長領域でした。しかし現在では、日本でのこのような展示会、トレード・ショーはめっきりと存在感を失った感じです。どうして、このようなことになったのでしょうか?実は、今回のアメリカのCESも、単純に家電という領域ではなく、車の電気、ICT化などが注目のテーマです。電気やIT技術と何かの組み合わせの領域のテーマが多いのです。

複数の領域の融合には、民間企業同士の壁もあれば、規制もあります。ぜひ、このような壁や規制を取り除いて、再度日本から新しいエレクトロニクス領域での展示会が復活できればと思います。

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本間 充 マーケティングサイエンスラボ所長/アビームコンサルティング顧問
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