自分の変化を振り返るきっかけづくり
世界は大きく動き始めています。COVID-19というウイルスに対して、これまでの歴史と同じように、ワクチンを用いて対策を行うことで、社会生活を取り戻そうとしています。
変化と停滞
一方、日本は、一年前と同じ対策を繰り返しているように見えます。
自分自身に目を向けてみます。僕は、一年前と、どれだけ変わることができたのか。一年前にやろうとしていたことのうち、どれだけのことを実行できたのか。
ちょうど一年前には、下記の記事を書いていました。
未来を変えていく、少しずつでも動いていく。レシピ本を英訳し、無料配布も試みました。
3密イベントであるカンブリアナイトをオンラインで実験的に開催してみました。
そして、未来を描こう、と改めて決めました。
上記の記事から、STUフィクションについて、何本か連続して書きました。
世界を変える、世界が変わる
世界に介入することで世界を変えること、自分が変わることで世界が変わって見えてくること。その両方を、少しずつ、少しずつやってきたように思っていたのですが、改めて振り返ってみると、一体何ができたのかと愕然とします。
歳を重ねれば重ねるほどに、月日の経つのが早くなります。今年も、もう4ヶ月が過ぎました。そういうするうちに、夏がきて、あれよあれよというまに年末になるでしょう。
思い出づくりの季節なのかもしれません。変化がないというよりも、変化し続けているからか、季節感がまったくなく、実感が湧きません。
時間の流れを意識するためのきっかけづくり
小学生から高校生にかけて、10年後の自分に対して手紙を書いていた時期があります。開封する日時を封筒に書いて、本に挟んだり、引き出しに仕舞い込んでいました。何通かは紛失してしまって、何通かは引っ越しのタイミングで発見して、開封のタイミングが過ぎていたものを読み返したりしました。
そこには、かつての自分がいました。未来を描くことは、未来の自分への手紙のようなものなのかもしれません。10年後とは言わず、一年後とも言わず、まずは3ヶ月先の自分に対して、伝えること。未来の自分に対して手紙を書いてみること。このゴールデンウィークの過ごし方として、それも面白いかもしれません。
開封のタイミングを指定することで、時間の流れを意識できます。カップラーメンの出来上がりを3分間待つことで、その3分という時間を強く意識するように。
自分の命には限りがあります。それは、生きていられる時間が、刻一刻と減っていくということ。その時間の流れを意識すること。時間の消失を意識できること。そのためのきっかけを自分に仕掛ける。それによって、自分と、世界との時間の流れと、その時間軸の中で起こる変化について、より目を向けられるようになるのかもしれません。