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出戻り社員はなぜ活躍するのかを考えてみた

こんにちは、リデザインワーク代表&ベーシックCOOの林です!
ベーシックは、一度会社を離れたメンバーが戻ってきてからも活躍してくれている人が多い会社です。

なぜ出戻り社員が活躍してくれているのかを考えてみました。

その前に、僕は「出戻り社員」という言葉があまり好きではありません。
なんとなく、元に戻った感じがあって、ステップアップしている感じの言葉に聞こえないからなのかなぁと思っていたら、村上さんのnoteに出会い、非常に納得感が高かったのでシェアしておきます。

僕らは、普段なんて言っているか考えてみましたが、特定のワードがないことに気づきました。「もともとベーシックにいてくれた人」、「戻ってきてくれた人」という表現をしています。感謝やリスペクトを込めて語っていると思います。なので、「おかえりメンバー」など、感謝とリスペクトを込めたワードを考えたいと思いました!

さて、前置きが長くなりましたが、なぜ「おかえりメンバー」が活躍してくれているのかを考えてみました!大きく3つあります。

①カルチャーフィットが確実
②社内では得られにくい「スキル」や「ネットワーク」を身に着けてくれた
③本人の目的や想いが明確になっている

カルチャーフィットが確実

これは、人事責任者を務めてきて、この上ない素晴らしいことです。
採用において大事にしているがゆえに、よく悩むのはカルチャーフィットです。

経験やスキルは申し分ないけど、考え方、仕事への向き合い方やスタンス、価値観などが合うかどうかを面接や面談などでお互い確認するのは非常に難しいと感じています。
だからこそ、以前働いてくれていて、カルチャーフィットすることが確実なのは代えがたい価値ですし、活躍に一番大事なポイントが整っているのは間違いなく大きいです。

社内では得られにくい「スキル」や「ネットワーク」を身に着けてくれた

僕らの「マーケティング」 × 「SaaS・メディア」領域とは違う業界で活躍してくれた人は、僕らに新しい視点や、仕事の仕方、今まで持っていなかった人的なネットワークをもたらしてくれます。
常に、自分たちの視点や視野、ネットワークを広げる努力をしている人が多いですが、どうしても偏ったりしがちなので、さわやかに新しい風を送り込んでくれるメンバーの価値は本当に大きく、とても感謝しています。

僕らは副業を担っているメンバーが多いことも同じ理由で歓迎しています。
普段の仕事とは違う学びやネットワークの拡充は、本人の成長はもとより、
組織へのポジティブな影響も大きいと思っているからです。

本人の目的や想いが明確になっている

以前働いてくれていた時には、他にやりたいことが見つかった、または、なんとなく今やっていることが自分のやりたいことなのかがわからない中で、次の挑戦をしようと真剣に考えて、外に出て挑戦を選択されたんだと思います。

そして、一定の挑戦をした後で、やはり何らかの理由で、もう一度僕らの会社に帰ってきてくれたのですが、外に出て気づいた「良さ」や、帰って取り組みたい「目的」が見つかったから帰ってきてくれています。

なので、少しモヤモヤしていた部分もあった状態から、より目的や何を大事にして働いていきたいかを整理された状態で帰ってきてくれているので、パフォーマンスが高いのではなかと思っています。

コミットメントシフト社会の到来

これからますます会社と個人の関係は変わっていくと思っていますし、
転職という概念自体が無くなっていくことになっていくと思います。
その瞬間、その瞬間どのプロジェクトで、どの会社で自分のリソースを、
コミットメントを投入するのか?という社会になっていきますね。
コミットメントシフトについては、リクルートワークス研究所の記事を参考にしてみてください。

その社会の変化にあらがっても仕方がないので、僕たちが一緒に働きたいと思える人達が、僕らのビジョン・ミッション達成に向けた航海にコミットメントを投入してもらえるように、カルチャーを明確にしたり、挑戦できる環境を準備したり取組を加速させていきたいと思っています。

また、外に挑戦をした人が、またかえってきてくれて活躍できる、中にいながらも外のプロジェクトに挑戦できる、外にいながら僕たちのプロジェクトに参加できる、そんなネットワークやアライアンス、信頼関係を作っていきたいと思っています。

多くのポジションで採用募集中ですので、
「おかえり社員・アライアンス」「はじめまして社員・アライアンス」も熱烈大歓迎です!

みなさまからの「スキ」がとっても嬉しいので、記事を読まれて「ふむ」と思ったらぜひポチっとしていただけると飛び跳ねて喜びます!

#日経COMEMO
#出戻り社員に期待すること


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林 宏昌(リデザインワーク・スキルキャンバス代表)
経営戦略、人事戦略、働き方について、自身の経験を通じて得た気づきや学びを書いていきます。フォローしてもらえると喜びます! リクルートにて営業→経営企画室長→広報ブランド推進室長→働き方変革推進室長→リデザインワークを創業+ベーシック取締役COO+情報イノベーション大学客員教授