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「ホームワーク」と「時間割」 〜外出自粛には「セルフマネジメント」と「ファミリーマネジメント」が必要だ

みなさまコロナ対策お疲れさまです、uni'que若宮です。

気づけばそろそろGW。といってもどこも出かけられないんし「どこがどうゴールデンなんじゃこらあ!」という感じもしなくもないですが、張り切ってまいりましょう。

「シェア時間割」のすゝめ

突然ですが、我が家でこないだ「シェア時間割」をつくってみました。こんな感じです。(なぐり書きなので字が汚いのはご容赦ください)

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使用したのはこちら↓

仕事柄、企業でワークショップをすることが多いのですが、ホワイトボードがない会議室だったりしても静電気でどこにでも貼れるスグレモノです。

この「どこでもシート」に、まず油性マジックで枠をつくります。時間割の中身は毎日変わりますから、書いたり消したりしても枠が消えないようにしっかり油性で書きます。ホワイトボードだと油性はビビりますが、どこでもシートなら取り替えられるのであんしんです。

そこに前日の夜に時間割をそれぞれが予定を書き入れるのですが、以下のようなルールを決めました。

・邪魔されたくない会議や集中タイムは「赤」で書く
・カットインされてもよい時間やずらせる予定など、コミュニケーション可能タイムは「青」で書く
・PCを使いたい、勉強を見てほしい、など、他の誰かに影響が出る内容は横の並びをみて調整する


「リモートワーク」を超えて「ホームワーク」へ

なぜこんなことを始めたかというと、外出自粛でちょっと家のなかにストレスが溜まってきていたから。

弊社uni'queは全員複業をルールにしているくらいなので、そもそも「出社」という概念がなくリモートワークにはかなり慣れている方です。打ち合わせの3分の2くらいはもともとZoomでしたし、仕事上はほとんど難はなかったのですが、なぜか2週間くらいたったあたりからちょっとずつ家庭内がピリピリしはじめました。

今回、コロナ禍で半ば強制的に「リモートワーク」化が進みました。急激な仕事環境の変化で試行錯誤している方もいると思いますが、実は今回の変化は「リモート化」つまり「遠隔で仕事をする」という変化には留まらないと思っています。

オンラインで会議をしたり、資料を共有したり。これまでおなじ場所に集まって仕事をしていた人たちには遠隔での仕事の進め方に変えるのも難しいかもしれません。
一方、フリーランスや複業をしている方はもともとコワーキングスペースやカフェなどが職場であり、クラウドサービスで資料を共有して場所が遠ければオンラインミーティングをしていましたから「リモート」でそんなに困ることはないはずです。

しかしコロナ禍による外出禁止は、「リモート」に慣れている人にとっても過去にない変化をもたらしました。それは「ホーム(自宅)」での仕事です。フリーランスや複業をしている方でも、これほどの時間自宅で仕事をしたのは初めてのことでしょう。そこには「遠隔」とはまたちがう難しさがあります。


「セルフマネジメント」だけでは足りない。

こちら↓の記事にもありますが、家で仕事をすることの難しさの一つは「仕事モード」とのオンオフです。

出社のために朝決まった時間に起き、仕事着に着替え、メイクをする。それが仕事モードONのスイッチになる。なかにはあの「満員電車のストレス」がそのスイッチだという人もいるらしい。

まずは服装。つい部屋着のまま仕事を始めがちだが、伊藤さんは「目に入る自分が休日の姿だと仕事にのめり込めない」と指摘する。着替えは気持ちを切り替える手段だ。
テレワーク関連のサービスを手掛け、社員全員がテレワークのキャスター(宮崎県西都市)の勝見彩乃執行役員は「満員電車のストレスで仕事モードに切り替わる人は一定数いる」という。オフィスカジュアルや外出着で適度なストレスをかけるわけだ。

これはいわゆる「セルフマネジメント」の問題で、「リモート」かどうかを問わず自宅での仕事ではつい生活リズムが崩れたり、一日のメリハリがなく仕事が思ったように捗らない、ということが起こります。他人がいないことは集中できるメリットもありますが、仕事の効率や集中をコントロールするのは自分しかいませんから、リモートワークや複業の時代にはセルフマネジメント力が必須になってきます。


「ファミリーマネジメント」の必要性

一人暮らしの場合「セルフ」マネジメントだけで足りますが、家族がいる場合の「ホームワーク」ではそうはいきません。自分ひとりが「在宅」となるだけでなくこれまで学校や託児施設にいっていた子どもたちも含めて「在宅」になったからです。

さきほど言ったようにリモートワークになっても自分の働き方に変化はありませんでした。しかし、子どもたちが一日中家にいる、というのは過去にない変化でした。

会議中に子供が乱入してきたり、パートナーに仕事中に話しかけられてついイラッとしたり、部屋で子供が騒いで集中できない、などなど。いくら「セルフ」をマネジメントしたところで周りからがんがんカットインが入ります。

といってお互いに気を使って息を潜めて四六時中いたら息が詰まってしまいます。ストレスも貯まる一方。これを解決するには家族の時間や距離を適切にやりくりする「ファミリーマネジメント」という観点が必要だと思うのです。


「シェア時間割」のメリット

我が家でもまさに「ファミリーマネジメント」が必要な状態でした。

子どもたちからすると、いつもなら学校で友達と遊んでいる体力がありあまっています。なのにすこし騒ぐと仕事中だから静かに、と言われる。父親はずっとノートブックを開いていて、仕事をしているのかどうかもわかりづらい。良かれと思ってなにか飲む?とか声をかけても、今仕事中だから!となっちゃう。かといって気を使って我慢しているとストレスが貯まります。ときどきストレスが爆発して騒いでまた叱られ、さらに家の中にはストレスが…。完全な悪循環です。

すこし考えてみて、問題は家族の時間に「メリハリ」がないことだと気づきました。話しかけていい時間、騒いでいい時間や遊ぶ時間。家にずっといるのに手放しで家族で楽しく過ごす時間もなければ、反対にそれぞれが一人になる時間もない。結果ずっと「気を使う時間」になっていたら、それはストレスが貯まります。


そこで時間割を家族でシェアすることを思いついたわけです。やってみたところ、色々とメリットがありました。

ざっとあげると以下のような感じです。

・「いま家族が何をしているか」がわかり、気遣いやサポートがしやすい
・顔色を伺ったり我慢したりしないでいいのでストレスが減る
・家族で気兼ねなく遊んだり話す時間が増える
・つい長くやりがちな仕事時間も区切れてリズムが生まれる
・子供が自分で計画を立てる訓練になる
・予定についての質問や相談で会話のきっかけが生まれる

結果としていうと、これ、おすすめです。

時間が見える化されたことで、我が家ではお互いに協力できることも増えました(こんなに教育に時間をつかったり一緒に考えることができることはおそらく一生でもなかなかないのではないでしょうか)。また逆に区切ってしまえば交代で「読書の時間」などそれぞれがプライベートタイムを取れるようにもなり、家全体のストレスが減りました。

(もちろん、「シェア時間割」は各自が時間管理をできる家に限られるので、未就学児や赤ちゃん、あるいはお猫様やお犬様のように、めっぽう可愛いけれどもこちらの都合にまったく合わせてくれない方々には無力です。しかし、そういう場合でもパートナー間や友人、実家の家族などと時間割をシェアすれば、今よりはうまく「時間を分けて」サポートしあえるかもしれません)


もう一つポイントがあるとすると、「時間の余白」はやっぱり大事だな、ということです。もしあなたが時間割をつくることがあったら、時間割がつい「真っ赤」になっていないかチェックしてみてください。↓の投稿でも書きましたが、余白が大事。赤と青は全体の2割くらいずつがいいような気がします。


afterコロナ、withコロナで仕事は「リモート」なだけではなく、「ホーム」でする時間が増えます。これまで「ホームワーク」といえば「持ち帰りの仕事や宿題」でしたが、これからはもしかしたら「ホームワーク」の方がメインになるかもしれません。

せっかくホームで仕事するのですから、殺伐とせず「アットホーム」に仕事をしたいですよね。

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