良い会社の条件とは何か ダイバーシティ
社会人人生が長くなるにつれ、会社やソサエティなど所属の組織が増えるものです。各組織での自分が担う役割も増えてきます。複数の組織を経験して見えてきた「良い会社の条件」について考えてみました。
「良い会社の条件」
良い会社の条件として、風通しがよく各社員が自立をして意見を言える立場にあることが言えます。情報共有も重要で、会社の予算、目標の数字なども各社員に伝達していることで、各社員がコストや売上の意識が高くなることでしょう。
また、ダイバーシティを重要視している会社を挙げることができます。日本は少子高齢化問題を抱えており、高齢者や女性や外国人の活躍が国の成長のために不可欠となっています。高齢者の雇用継続、育児中の母親や父親のサポート、優秀な外国人の登用などに対して前向きになることは重要です。
良い会社になるために必要なこと
情報伝達の方法、DX化で社内の事務処理やコストの削減などできることは積極的に取り入れることが重要でしょう。これまでのやり方を変えたくないという力は働くでしょうが、変革をしていかないと競争力が低下していきます。
また、育児や介護中などでも働きやすい環境を作ったり、在宅勤務可にするなど社員の働きやすさを提供することも重要です。外国人スタッフを採用刷る場合は社内での公用語を英語に徐々に変えていくなどの配慮も必要でしょう。ITや英語などの社員のリスキリングも必要です。このようにスタッフが生き生きと働ける環境を提供することが重要です。
「悪い会社」になってしまう原因
社長がワンマンになってしまうなどは小さな組織ではありがちです。また、一人の社員に長時間労働を強いるなどの問題もあります。社員のモチベーションを搾取しないように常に気を付ける必要があります。
ダイバーシティに関しても意識をしないと、似たような思考の人ばかりが集まりがちです。しかし、女性、高齢者、外国人など様々なバックグラウンドの人が集まるほうが多くの意見も出ることは間違いなく、よい製品やサービスが生まれることも期待ができます。
フィナンシャルタイムズによると、女性ヘッジファンドマネジャーの運用成績がヘッジファンド業界の平均を上回っているということです。業界平均のHFRIインデックスがマイナス5.5%に対し、女性ファンドマネジャーの運用成績はマイナス3.5%でした。女性のほうがリスク管理が上手などという理由からのようです。
このようによい組織になるためには今までと様々な人を取り入れ、意見を聞き、共に変革に挑んでいくことが重要なのではないでしょうか。先行きが見えない未来だからこそ似たような思考の人でワンマンに経営を行い続けることは危険だと言えそうです。
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