見出し画像

越境の時代が戻ってくる?いや、国境は既に溶けているかも。

Mintoの水野です。SNS・Web3領域で漫画・アニメ・キャラクターなどをクリエイターと共に創っています。

3年ぶりのTOKYO GAME SHOW

さて、9月の終わり。今月って何があったかなーと振り返りってみると、やはり、3年ぶりに東京ゲームショウがリアル会場で復活したのが大きなトピックだったかなと思いました。

大手だと、カプコン、セガ/アトラス、バンダイナムコエンターテインメント(BNE)、KONAMI、スクウェア・エニックス、コーエーテクモゲームス等が出展されていましたが、それ以外にも、米Metaの「Meta Quest」、PC用ゲームプラットフォーム「Steam(スチーム)」、さらに、メタバースのクラスター、コミュニケーションツール「Discord」、Web3系だとYGG、DJTなどの新しい顔ぶれも見れて、イベント・アフターパーティ共に盛り上がりを見せていました。

そんな、TGSですが、個人的には、上記記事にも「37の国・地域から、605社が1864のゲームタイトルが出展」と書かれているように、海外勢の数年ぶりの来日が印象的でした。

実際に、僕のタイやインドネシアの友人も何名も今回来日していましたし、僕自身も今年は6月にNYにいったもののアジアは、もう3年ほど行けておらず、海外のエンタメに携わる友人に会うのも本当に久しぶり。

単純に嬉しさもありつつ、更に話してみて驚きも感じました。スマホカジュアルゲームを作っていたインドネシアの友人は、この数年の間に、いつの間にか暗号資産のコミニュティ、ブロックチェーンゲームのコミュニティを作っていたり、他の友人もSNSでは見えない家族や環境の変化があって、久々に会ってみたら、変わっているなーと。

ただ、彼らからしても、キャラクタースタンプを創っていた僕らが、SNS漫画や、Web3領域、Webtoonなどの新しいコンテンツを創っているのは驚きだったようなので、どっちもどっちですか...w

越境の時代に戻るのか?

もう、多くの人が忘れかけていますが、コロナの前って、アジア中の人が日本に観光に訪れて「爆買い」し「越境EC」が一大ビジネスになりかけていたんですよね。それこそ、中国からの観光客向けに、どうやってリーチするか?マーケティングするのか?みたいな話を毎日していたわけです。

そこから、コロナで越境できない時代に突入し早三年。ようやく入国審査が各国緩くなってきて、日本、アジア各国で入出国が頻繁に行われるようになってきそうな気配です。下記の記事にも東南アジア空港が拡張再開したと出ています。そう思えば数年前はLCCで東南アジア中を移動するのが当たり前な時代でしたね。

おそらくもうすぐ、観光は普通に活性化するでしょうし、ビジネスでの往来も増えると思います。

コロナ禍で変わったMTG、海外送金

ただ、そのまま、越境時代に戻る、という訳ではないかなと思います。例えば、コロナ禍で、ミーティングはZoomをはじめとするツールの登場により、完全にオンライン化しました。むしろオフラインで話すより時間的にも効率的にも良いと。国を跨いだMTGも楽々ですしね。

その中で、わざわざ仕事で海外出張に行く意味とは?となってくる部分は大いにあると思います。そうすると、TGSもそうですが、今まで以上に、更にカンファレンス・イベントとセット、または観光とセットでの越境になっていくのかもしれませんね。

ちょうど、今週Token2049(9/28-29)というクリプトのイベントが行われていて、日本からも多くのWeb3 起業家・事業家がシンガポールに集合しています。(僕はいくつかの予定とバッディングしてしまい今回は行けなかったです、残念。)

そうそう、クリプトのイベントでは、当たり前ですが、暗号資産(BitcoinやUSDC等)での支払いができるようになっています。海外送金、海外決済のハードルを地味に暗号資産の力で超えていく。

Web3の世界には、国という概念はそれほどありませんし、しらずしらずのうちにブロックチェーンが世界中に張り巡らされていて、国の境目は溶けているのかもしれないです。

僕の久しぶりのアジアは、11月にフィリピンのイベント。久しぶりのアジアで何かを感じたら、また、徒然に書きたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?