比較的為替が円安気味で安定していた割に、対外直接投資(≒クロスボーダーM&A)が衰えないという構図はこの10年余り続いています。いわゆる「六重苦」と揶揄されるような日本特有の負の要因を踏まえれば、対外直投は為替相場に左右されない企業戦略として当面は安定したボリュームが出そうです。円相場の基礎的需給を考察する上ではこれらは基本的にアウトライトの円売りゆえ、ドル/円相場の下支え要因となります。今や、本邦機関投資家による対外証券投資に次ぐ、円売りフローでもあります。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170709/k10011050671000.html

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