まちなかのビルボードや新聞を、わたちたちの意思を広く告げる場所にする。
この度、電通さんと提携し、新しい取り組みをスタートすることになりました。
電通とMotion Galleryの両社は、経済的なモノサシでは測れないものの、社会に必要とされている声を世の中に届けることはSNSだけではなく、広告が果たすべき重要な使命の1つであると考えています。この考えに基づきAD MISSIONを開発。Motion Galleryが従来のクラウドファンティングプラットフォームとしての機能を提供、電通が新聞・テレビ・ラジオ・屋外広告をはじめとした広告枠の確保とそれに伴う媒体審査や送稿作業、ならびにクリエイティブ制作などのサービスを提供します。Motion Galleryの専用サイトから広告出稿の相談が可能です。今までも個人などが有志を募り、広告出稿を行っておりますが、広告の選定、媒体社との交渉、広告原稿の制作、クラウドファンディングの募集など不慣れな作業を限られた時間内で行わなければなりません。AD MISSIONを利用することで、企業や団体の活動が主だったマス媒体を活用した広告コミュニケーションが、クラウドファンディングで賛同と支援を得ることが出来れば、個人でもワンストップで届けたい想いとメッセージを広告として発信できます。
実は近年、MOTIONGALLERYのクラウドファンディングという場所を使って、個人の意志を広く表明するような使われ方をする事例が増えて来ています。
ふと考えると、新聞の広告欄や、まちなかのビルボードの面積って、とても大きな面積になりますよね。これまではこのような広告欄は、商品を大量につくって大量に売るために消費者の欲望を喚起する為の場所でした。しかしこれらの事例のように個人やチームが、自分たちの想いやメッセージを広く社会に告げるための場所として使うようなムーブメントが起こりつつあります。やはり個人では購入するには金額的にもプロセス的にもかなりハードルが高い「広告を出す」という行為が、クラウドファンディングのちからでかなり身近になってきていることが分かります。
韓国では特にアイドルを応援したり、世間に広めるサポートをすることを目的とした「応援広告」がとても盛んになってきており、中には、NYCのタイムズスクエアをハックするという事例も起こっています。BTSの世界的人気にもきっとこのようなファンダムのアクションが関わっているはず。
でもそれだけでにとどまらず、こんな使われ方にもこの「応援広告」は広がっています。
蘋果日報はカジュアル衣料「ジョルダーノ」で成功した黎智英(ジミー・ライ)氏が創刊した。著名人のスキャンダルを追う一方で、一貫して香港の民主化運動を支持した。香港市民の人気も根強く、23日付紙面では「アップル・デイリーを愛している」などの応援広告が載った。
大量消費社会からの転換が世界的に求められている今、
”広告”という場所も、消費を喚起する為の場所から、個人の想いを広く告げて社会的の注目を喚起する場所に、そしてそこから生まれるかも知れないソーシャルグッドな動きの場所にしていきたい。
こんな新しい取り組みに、ぜひ今後ご注目ください!!
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頂いたサポートは、積み立てた上で「これは社会をより面白い場所にしそう!」と感じたプロジェクトに理由付きでクラウドファンディングさせて頂くつもりです!