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プレシニア層の越境転職・越境複業が今後の日本を支えるミソ!その理由とは?

日経COMEMO/KOLの大林です。複業マッチングプラットフォーム「Another works」を運営しています。近年、越境転職というワードをよく耳にするようになりました。今回私がお話しするのは、
■20代・30代が業種や職種を超えて越境転職・複業するパターン、
■40代・50代・60代のミドルシニア層が、会社の規模を超えて越境転職・複業するパターンについて、言及していきたいと思います!

業種や職種を超えた越境転職・複業

ここ最近、異業種✖️異職種の転職の割合が多く、業種や職種の壁を超えて転職する越境転職がスタンダードになっているように思います。

以下の記事では、積水ハウスの人事部部長が「前職が同業種、異業種であるかを問わず、即戦力を積極的に受け入れる」と述べています。

20代~30代までは、複業も当たり前になり、オンラインでいろんな仕事を選ぶというよりは、一つの仕事は一つのコミュニティのような形で捉えて、これからキャリア形成をしていく上で、越境転職や越境複業は流行っていくと思います。

特にデジタル化・DXにおいての生産性の向上や事業推進は、確実に必要を迫られております。20代・30代のITリテラシーの高い方が、まだデジタル化が整っていない製造業などのレガシー産業において、越境転職・越境複業する事例はこれからたくさん出てくるでしょう。(Another worksを通じても増やしていきたい!!!)

企業規模を超えた越境転職・複業

懸念点として、40代・50代・60代のミドルシニア層が「越境」の波に乗り遅れるのではないか?というのは危惧しています。

新卒入社した企業でずっとキャリア形成してきた方、一つのスキル・専門性を磨いてきた方が、ミドルシニアになったとき、転職するにも家庭をもっていたり、お子様がいたり、何かと挑戦しづらいと思われている方が多くおります。しかし私はこのようなミドルシニア層こそ会社の規模を超えた越境転職・越境複業をして欲しいと思っています

人生100年時代で70代、80代まで働くことが想定されている中、不確実なVUCA時代において市場価値自体の不安定性もより加速化しております。昨日まで価値のあったスキルも明日には価値を持たない、ということも有り得る時代になっているのです。ミドルシニア層にとってもリカレント教育でもう一回学び直す期間や、越境での職場環境のチェンジなど、越境転職・複業が重要です。

ミドルシニア層の越境転職・複業における可能性

自分に何ができるか分からないという方が多いですが、今まで培った人脈や、マネジメントスキル、大手企業にいるのであれば大手企業ならではの知見や経験、人脈を欲しているベンチャー企業やスタートアップ企業は多く存在します。是非ともそのような企業に積極的に自分の知識・経験・人脈を還元していくと良いと思います。

冒頭に述べた異業種✖️異業界という越境も重要ですが、ミドルシニア層の大手からベンチャー、あるいはベンチャーから大手といった、会社の規模の越境も重要になると思います。

今までの日本を作ってきたミドルシニアの方々が、越境転職・複業し、ベンチャーでのグロースや事業立ち上げに力を貸していただけると、日本はより良くなるでしょう

異業種✖️異業界の越境が流行っていますが、業界の規模をまたいで、年齢をまたいで、時空をまたいでいく越境も、これからベンチャーが盛り上がっていく、大手企業が変革する上では、絶対に必要です。

最後に

今回は、20代・30代が業種や職種を超える越境転職・複業についてと、40代・50代・60代のミドルシニア層が、会社の規模を超える越境転職・複業について書いてみました。少しでも参考になれば幸いです。

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最後に告知になりますが、私の会社で運営する複業マッチングプラットフォーム「Another works」では、登録料無料で誰もが複業したいときに複業できるサービスです。企業からの複業オファーも日々飛び交っているので機会を最大化してください!


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