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現場経験しかなかったおじさんが #adtechtokyo に登壇するに至った理由 (アドテック東京11/1,2開催。無償パス申込は10/31締切)

 「広告代理店」「コンサルティング」「クリエイティブエージェンシー」「マーケティング」という企業や職種を知らない(出会わない)まま新卒就職活動を経て、就職をしていました。

僕が就職したのは「パルコ」という商業ディベロッパーでした。小売ではないものの、小売的性質の大きい企業でした。配属や異動は「本部」になることは、ほぼなくリアルの消費活動が行われる「店舗」でした。店舗にて商業施設運営の営業・販促から安全・衛生管理までほぼ全領域を担当してきました。

文字通り「現場」しか経験してこなかったサラリーマンです。同様に「社内」しか見てこなかったキャリアでした。商業施設運営という狭い視野でした仕事をしてきませんでした。

10年弱経った、2012年。本部にて経営企画や宣伝広告におけるデジタルを担当するようになり、初めて「広告代理店」「コンサルティング」「クリエイティブエージェンシー」「マーケティング」という領域と出会いました。

多くのビジネスセミナーに参加し、聴講する機会を得ることで「世の中の広さ」を知り、「蛙」だったことを自認したきっかけとなりました。初めて「ビジネスセミナー」に登壇機会をいただいたのは、2013年にトライバルメディアハウス様の主催するセミナーでした。

これをきっかけに、数多くのメディアや登壇機会をいただくこととなりました。

はじめてアドテックに登壇したのは、2014年の「九州」でした。当時のLPをみると、当時から重鎮、かつ、2021年でも最前線でご活躍されている方々の中に僕がいるのをみると、とても不思議な感覚になります。(そして、当時流通小売系の登壇者って、僕くらいなんじゃないでしょうか。)

今でもそうなんですが、僕、初対面の方とのコミュニケーションはとても苦手で、僕から名刺交換を申し出ることや、立食形式の交流会など、とても苦手でした。(いわゆる「コミュ障」を自認しています。)

これは、意外に思われるかもしれませんが、「かなり虚勢をはり、演じる」ことで、その場を乗り切っていました。会が終わったあとは、どっと疲れます。

しかし、人間とは不思議なもので、そんな「場数」をこなしていると、自然と、身についてくるもので、当時ほど、おっくうではなくなってくるもです。これは、その場は「ストレス」であっても、その後得られるものが大きく、一過性の忍耐から生み出される「ゲイン」を自身の糧と昇華することができたのだと思っています。

初のアドテック東京は2017年。それまでは、聴講視聴者側だったのですが、はじめて、舞台に立てました。他のカンファレンスを一線を画す仕切りや空気感は、今でも緊張感を覚えています。

とはいえ、ステージからTwitter更新していましたけどww

その翌年、2018年もご縁があり、登壇させていただきました。

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当時の僕が登壇することの価値って、空中戦のマーケティング(広告・宣伝・デジタル)だけでなく、「現場」の消費の現場を、長期間肌で感じ、体験してきたことを、自分主語で語れること、だと思っていました。

お客様のスマホに配信・表示されるの割引クーポンの引き渡し、消し込み、発券を実際にやったことあるマーケターは、どれだけいるでしょうか?

配信前には、「現場の体制を整えること」の価値を知っているマーケターは、どれだけいるでしょうか。「客列ができたときの捌き方を知っている・やったことのある」マーケターは、どれくらいいるでしょうか。

おそらくこれを読んでいる(デジタル界隈・マーケティング界隈)方では、少数なんですが、実際、世の中には、とてもいっぱいいるんです。「現場」は、「売り場の数」だけあるので。

僕はたまたま、「現場経験」が多く、たまたまキャリアの中で、本部へ異動し、それを広く対外的にもお伝えすることができる機会を数年前にいただけただけです。

2021年のアドテックは、11/1,2に開催されます。当時は少数であった、流通小売系の登壇者が、過去例をみないくらい多くなっています。

一般入場で聴講できるセッションも数多くありますが、無償のビジターパスは、10/31までの申込です。お忘れないように..!

ちなみに、今年のアドテック、僕は登壇しませんのでww

僕は、「現場」の会場ブースにおります。ぜひお立ち寄りください〜!

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#日経COMEMO #現場主義で得られたこと


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