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「学び」は自分を人生最強にする手段。

皆さんこんにちは、澤です。

前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです!

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さて、今回のテーマは、「学び直し」です。
まずは、日経新聞のこちらの記事をご紹介。

日本のビジネスパーソンの生産性の低さは、もはや「世界の常識」になっていますね。
謎の商慣習、無駄なビジネス儀式、意味のない礼儀作法・・・
生産性を上げるために削り落とせる時間の使い方がいくらでもあるよな~と日々感じています。

「ここは日本だ!日本人ならではの心を大事にしてこそいい仕事ができるんだ!」と声高に叫ぶ人もいますよね、
でも、その口で「働き方改革が~」とか「GAFAに負けないように~」とか言ってたりすると、完全にコントの世界です。

なんでもかんでも欧米と比べて日本は~・・・というつもりはありません。
日本は、とてもいい国ですしポテンシャルも十分にあると思っています。
でも、この記事の中で書かれている「学び直し」を意識しないと、スキルは陳腐化し、知識や経験は遺物化します。

つい先日、Twitterでこんなトピックが話題になりました。

いやこれ、マジであるあるなんですよね。
自分の力でITの設定ができない人、本当に多い。
50代以上のビジネスパーソンで、IT環境を自力で構築できる人って、3割もいないんじゃないかなと思います。


ちなみに、この「3割」という数字は、ボクが以前勤めてたマイクロソフトのIT部門のポリシーが「ITリテラシーの高い社員は3割程度」と見積もってデザインしていたことを根拠にしています。
要するに、IT企業ですら、7割はITリテラシーそのものが高いことを求められない職種であるといえるわけです。
だからといって、「ITスキルが低くてもいいよ」というわけではありません。
自分で高める努力をする人は、それだけ得をして、低い人は損をする構造になっていました。

ITを商材にしてるんだから、ある程度のスキルがあることは当然。
そして、そのスキルをアップさせるための教育プログラムは本当に充実していました。
ITだけではなく、マネジメントやセキュリティ&コンプライアンス、そのほか様々な知見が得られる教育コンテンツが目白押しでした。
また、「学ぶ」をサポートするための専門チームまで組織されていて、会社を上げて学びをサポートしてくれていました。
そりゃ会社全体が強くなるよな、と今になって思います。

何かを学ぶこと=知っていることを増やすという行動が、自分のキャリアアップにつながることを知っている人は、時間をどんどん捻出して学ぶし、結果的にどんどん活躍の場を広げていっていました。
そうでない人は、過去の資産を食いつぶしていくしかなく、キャリアが先細りして居場所がなくなっていった事例も何件も目にしました。

「会社が用意してくれないからダメなんだ」と思うのは自由ですが、その考えが自分を助けてくれるわけではありません。
今は、YouTubeでもたくさんの学びのコンテンツがありますし、さまざまなオンライン講座が満ち溢れています。
結局、「やるか、やらないか」だけの話なんですよね。

突然ですが、ボクは空手三段です。
でも、始めたのは30歳からです。
ただの趣味というには飲めるこみすぎるくらいに稽古に没頭した時期もあります。
おかげで、大きな学びを得ることができました。

※ちなみに、ボクの事務所にはちょっとしたジムコーナーがあって、「ジム所」なんて呼んでたりします。
写真の左手前にあるのはスタンディングタイプのサンドバッグ。

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そして、ビジネスにも転用できる考え方があります。
格闘技の「強さ」を作る上で最も大事なことは何か。
これは、体が大きいことでも、スピードが速いことでも、力が強いことでもありません。
(もちろん、これらはとても魅力的な要素ではあるのですが)

最も大事なのは「知っていること」です。
相手よりも多くの情報を持っていることが、自分を優位にしてくれます。
相手の弱い部分はどこかを知れば、そこを攻撃する道筋をデザインできます。
自分の弱い部分を知っていれば、その弱点を克服するためのトレーニングや、カバーするための動きの練習を積むことができます。
「知らない」状態だと、普段の練習が試合の場面で活かしきれなくなるわけです。

知るためには、学ばないといけません。
学ぶことは、あらゆる場面で自分を強化する最良の手段になるわけです。
また、一見関係ないようなことでも、学ぶことで得られるものはたくさんあります。
(ボクの空手も、ビジネスに大いに転用できています)

興味範囲を大きく広げて、学びつづけましょう!


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